(写真左より)ジェイミー・ジョセフ日本代表ヘッドコーチ、スティーブ・チュー ニュージーランドラグビー協会CEO、岡村正日本ラグビーフットボール協会会長 (写真左より)ジェイミー・ジョセフ日本代表ヘッドコーチ、スティーブ・チュー ニュージーランドラグビー協会CEO、岡村正日本ラグビーフットボール協会会長

オールブラックスがやって来る! 2018年11月、ニュージーランド代表が来日するのだ。5月17日、日本ラグビーフットボール協会とニュージーランドラグビー協会の試合開催記者会見が行われた。

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この会見には日本協会・岡村正会長、ニュージーランド協会・スティーブ・チューCEOとともに、ニュージーランドのビル・イングリッシュ首相も登壇。「ラグビーを通じて、ニュージーランドと日本は深い絆を築いてきた。日本との試合は『2019ラグビーワールドカップ』のプロモーションのいい機会であり、ニュージーランドにとって『W杯』の幕開けとなる」とコメントした。

チューCEOが「5年ぶりに日本に戻ってくる。この試合は『2019W杯』に向けて、さまざまな目標を設定する試合になる。フィールド内だけではなく、日本のカルチャーを感じ、日本人と触れ合うチャンスでもある。来年の試合で日本のファンと交流を深めたい」と言えば、岡村会長も「これまで日本代表は5回対戦し、いずれも大敗している。しかし、2019年にベスト8以上という大きな目標を揚げる日本代表としては、オールブラックスの圧倒的な存在感と人気に近づき、好敵手と認められることを目指して今回の対戦に臨む」と意気込みを語った。

イングリッシュ首相と入れ替わる形で登壇したジェイミー・ジョセフ日本代表ヘッドコーチも「今回のこのチャンスはヘッドコーチとしてもエキサイティングなもの。日本代表の準備としても非常に有意義。こういったタイプの試合こそ我々に必要」と古巣との対戦を歓迎した。続けて「非常にパワフルな相手に我々のラグビーがどれだけできるか。『スーパーラグビー2017』でニュージーランドのチームと対戦している。サンウルブズの経験を生かして、オールブラックス戦に臨まなければならない」と日本代表とサンウルブズの連携の重要性を説いた。さらに「オールブラックスと対戦することは究極の挑戦だ。最大のポイントは選手たちをいかに信じさせるか」とポイントについて言及した。

日本代表×ニュージーランド代表は2018年11月3日(土)開催(会場は未定)。日本代表は6月には『W杯』プールAで同組になったアイルランドとの連戦、ヨーロッパ選手権1位としてプールAに勝ち上がってくる可能性が高いルーマニアと対戦する『リポビタンDチャレンジカップ2017』が控える。6月10日(土)・日本×ルーマニア・えがお健康スタジアム(熊本)、17日(土)・日本×アイルランド・エコパスタジアム(静岡)、24日(土)・日本×アイルランド・味の素スタジアム(東京)のチケットはいずれも発売中。サンウルブズは今週末のシャークス戦を含め、『スーパーラグビー2017』終盤5試合を戦う。

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