左から、百瀬朔、伊勢大貴、モラル  撮影:石阪大輔 左から、百瀬朔、伊勢大貴、モラル  撮影:石阪大輔

「昆虫戦士コンチュウジャー2~激突!恐怖の戦士、ネオコンチュウジャー!~」が8月に上演される。本作は、地球の平和を守る昆虫戦士の中にひとりだけ中年男性(モト冬樹)が紛れている…という新感覚のヒーローコメディ。2016年に第1弾、今年5月に再演を果たし、今作は待望の第2弾。作・演出を手掛けるモラル(劇団「犬と串」)、今作から出演する百瀬朔、初演ぶり2度目の出演となる伊勢大貴に話を聞いた。

舞台「昆虫戦士コンチュウジャー2」チケット情報

「笑ってほしいのと同じくらいびっくりさせたい。びっくりして笑うのが最高だと思うんです」とモラル。その言葉通り第1弾で描かれた戦いは“綱引き”で決着をつけた。「まさか綱引きで終わるとは…みたいなのは稽古場からあったし、お客さんの反応も楽しみだなって思ってました。今作でもまた別のアッと言わせるようなことがしたいです」。今をときめく若手俳優が多く出演する本作。そのシュールさと客層にギャップも生まれそうだが「観に来てくださる方のツボを突きつつ、裏拍でこちらの方向性のツボも押し続けることで、だんだん『そっちも面白い…』みたいになったらいいなと考えてましたね」という狙い通り、観客を爆笑させてきた。

伊勢は「初演のとき、すごく面白かったんです。みんなで一緒に考えたり共有することが多くて、劇団『犬と串』に混ぜてもらったような感覚があって。今回も楽しみですね!」と楽しそうに振り返り、今回の出演を喜ぶ。モラルは「この作品はギャグをやるんですけど、百発百中を狙いにいくのとはまた違って、ウケなくても気にせず同じ熱量でやり続けていくうちに不思議なドライブ感みたいなものが劇場を覆って、最後のほうは何をやっても面白い、みたいな(笑)。そういうところを目指してみんなでやっていて。そこで伊勢くんは、笑いもかっさらうけどスベっても愛嬌のまま突っ走っていける。そこがすごく好きで、また一緒にやりたかったんです」。

そんなコメディ作品に今作から出演する百瀬。「もうドキドキです。でも今日お話しして、楽しめたらいいなって。恐れず向かっていこうと思いました。このカンパニーに加われることが楽しみになりましたね」と笑顔。モラルも「プロ意識を持った人ばかりだからこそ、しっかりと遊んでいければ絶対にいいものになる」とキャストに信頼を置く。

「コメディって僕らが振り切って楽しむのが一番観て楽しいと、僕自身も思うので。そういうところをひとつずつやっていきたいです!」(百瀬)、「自分の役割をしっかりと果たして、モラルさんの頭の中ものぞきつつ楽しみたいです!」(伊勢)とふたりも意気込む本作は、8月12日(土)から20日(日)まで東京・全労済ホール/スペース・ゼロにて。

取材・文:中川實穗

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