用紙の左側に引かれた縦線が「マージン線」
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そしてリーガルパッドとしての一番大切な要素は、用紙の左端から
1.25インチの箇所、用紙を縦断する罫線「マージン線」の存在です。
マージン線によって「確保」された左端の余白に、記録者のコメントやメモを付記することが出来ます。
時系列で情報を記録した際の日付や時間を記すのにも便利です。
このマージン線、現場で活躍する裁判官からのリクエストに応えて備わったとのことです。

mead社(米国)のリーガルパッド(表紙部分)
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リーガルパッドが法令関係の職種の人達に愛されているのは
米国の映画やドラマを見ると良くわかります。
弁護士がクライアントの申告事項をリーガルパッドに書き写してゆく場面がたびたび登場するので。

もっとも、使っているのは法曹関係者ばかりでなく、リーガルパッドは普通の会社員にも学生にも
広く普及している、米国のきわめて標準的な紙製品です。
ベーシックな紙質で安価なものが多く、
複数冊で束になって売られている場合もあります。
 

広い紙面、幅のある罫線に大きな文字で大胆に書き綴ってゆく。
そんな感じがリーガルパッドの相応しい使い方。
相手の話の流れを本人の目の前でサラサラと記してゆけば
仕事の信頼度もアップです。