「マジすか学園」はテレビ東京のドラマ24枠で放送されている深夜ドラマです。
最高視聴率は2010年の1作目が4.3%、2011年2作目がと4.9%、深夜枠としては好評のシリーズの様子。
毎回冒頭に「学芸会レベル」と出るテロップに偽りなく、演技初経験のメンバーも多数出演しているのもあって、演技力を超えた「マジ」が見れるのも魅力のひとつです。

『マジすか学園3』は今年3月に総合プロデューサーである秋元康のGoogle+(ぐぐたす)で突如制作が発表され、その内容は放送直前まで謎に包まれていました。
シリーズ第3弾目となる本作は、キャッチコピー「今度のマジすかはプリズンだ!」が表すように、舞台は監獄。
先日衝撃的な内容の第一話が放送され(関東では13日深夜、関西では16日深夜)、話題を呼んでいます。
「なんだか話題になってるけど、もう放送もはじまってるし…」今からでも遅くはないので第1弾からおさらいしていきましょう。

■「世の中マジしかねぇんだよ!」 伝説はここから始まった…『マジすか学園1』

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第一弾の「マジすか学園」は、
不良ばかりの女子高・馬路須加女学園(通称「マジ女」)に転校してきた主人公・前田敦子が、「マジ女のテッペン」をめぐる戦いや他校との抗争に巻き込まれていくという不良マンガ的な王道ストーリー。
普段は無口で優等生風なのに「マジ」という言葉を聞くと、それがスイッチになって最強の不良に変貌する前田敦子や、前田に付き従う3枚目キャラ・だるま(SDN48※当時・なちゅ)、
なぜか教室でホルモンを焼いている「チームホルモン」(指原莉乃・北原里英・高城亜樹・仁藤萌乃・小森美果)、
「マジ女のテッペン」に君臨する最強武闘派集団ラッパッパの部長・大島優子、No.2のサド先輩(篠田麻里子)、
その下に控えるラッパッパ四天王(板野友美・柏木由紀・松井玲奈・小嶋陽菜)など、
「AKB48メンバー総出演!」という触れ込みの元、AKB48のメンバーはもちろんSKE48やSDN48メンバーも多数登場。
その前年のノースリーブス出演の同枠作品『メン☆ドル』のコミカルな空気とは打って変わったハードな演出や熱い展開で、本作からAKBにハマった「マジすか新規」も続出しました。かくいう筆者も「マジすか新規」です。
前田敦子が高橋ヒロシの不良マンガ『クローズ』の単行本を読んでいるシーンや、
不良マンガや映画でおなじみ「鼻エンピツ」が出てきたりと(後にこの回はBPOに注意されたとのことですが…)、AKBファン以外の方でもひとつの「不良モノ」としても楽しめる名作だと思います。
脇を固めるAKB以外の俳優陣も魅力的ですし、
個人的には「AKBって前田敦子と篠田麻里子くらいしかわかんない…」くらいの人にこそ見て欲しいと思っています!

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