『トガニ 幼き瞳の告発』(C)2011 CJ E&M CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED 『トガニ 幼き瞳の告発』(C)2011 CJ E&M CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED

韓国で2011年に公開され460万人を動員した映画『トガニ 幼き瞳の告発』(8月4日公開)の日本公開に先がけて、主演俳優コン・ユら制作陣のインタビュー動画がYouTubeの「ぴあチャンネル」で初公開された。

映画『トガニ 幼き瞳の告発』チケット情報

作家コン・ジヨンによる同名小説が原作となった『トガニ 幼き瞳の告発』は、2000年から2005年にかけて実際に韓国の聴覚障害者学校で起こった事件をもとに製作されたサスペンス。校内の虐待を告発し、不条理な司法制度や社会システムに立ち向かう美術教師カン・イノを、ドラマ『コーヒープリンス1号店』のコン・ユが熱演。変わらない現実と自身の良心の間で葛藤する主人公の姿と熱い想いが静かな感動を呼ぶ作品だ。インタビューでは、コン・ユが作品への思い、監督らが現場でのコン・ユの様子について語っている。

「トガニ」とは、日本語に直訳すると“坩堝”(るつぼ)の意。本来は高温処理をおこなう耐熱式の容器のことで、出口のない密閉した空間で、ジリジリと焼かれていく想像を超えた恐怖と痛みを表す。同作“トガニ=坩堝”は、地獄そのもの。イ・ミョンバク大統領も同作を観て、「意識改革の必要性」を国民に呼びかけ、子供への性暴力犯罪の処罰に関する改正案を「トガニ法」として立案させた。まさに、国民、そして国家をも動かした映画だ。

『トガニ 幼き瞳の告発』は8月4日(土)よりシネマライズ、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー。

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