『トータル・リコール』ジャパンプレミアに登場した高田純次、鈴木奈々

早くも全米で大ヒットを記録しているSFアクション大作『トータル・リコール』のジャパンプレミアが7日に都内で行われ、劇中に登場する“記憶販売”の最大手・リコール社の日本支社長に就任した高田純次、「東大出身の記憶が買いたい」とやって来たタレントの鈴木奈々が出席した。

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『ダイ・ハード4.0』のレン・ワイズマン監督が、フィリップ・K・ディックの小説『追憶売ります』を映画化した本作。「スパイになりたい」という長年の夢を叶えようと、リコール社を訪ねた労働者のダグラス(コリン・ファレル)は、今までの記憶こそが植えつけられたもので、自分自身は実際に凄腕スパイだったと気づく。しかしその事実を隠ぺいしたい巨大組織に追われる羽目に……。

鈴木は劇中にも登場する“記憶購入”チェアに座り、約1分間、受験勉強や合格発表、卒業からノーベル賞受賞まで、東大卒業者ならではのあらゆる記憶を脳にインプット。当の鈴木も「なんだか頭が良くなった気がしますね」とすっかりその気だ。しかし、「九九はどう? 7×4の答えは?」(高田)、「えーっと、56です」(鈴木)と学力アップの兆候は見られず。しょんぼり肩を落とす鈴木は「全然頭、良くなっていない」と高田支社長にクレームを入れたが、高田は「本当の頭の良さは簡単に測れない。僕も前世はピーマンだって占い師に言われたし」とテキトーに切り返していた。

それでも「息をつかせぬアクションの連続。まあ息をしないと死んじゃうけどね。見どころ? そりゃ最初から最後までです」(高田)、「ずっとハラハラドキドキで、気が抜けない最高の夏映画。地元のカレシとまた見たい」(鈴木)と熱弁。映画のアピールは、しっかり記憶に刻まれていたようだ。

『トータル・リコール』
8月10日(金)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー