鹿賀丈史、俳優生活40周年で再び挑む『シラノ』を大鼻でアピール

2012.9.6 12:00配信
左から田代万里生、濱田めぐみ、鹿賀丈史、彩吹真央、平方元基 左から田代万里生、濱田めぐみ、鹿賀丈史、彩吹真央、平方元基

鹿賀丈史主演ミュージカル『シラノ』の製作発表が9月5日、都内にて行われた。2009年に世界に先駆け日本で初演の幕を開け、好評を博した作品の待望の再演となる。

原作はエドモン・ロスタン作の『シラノ・ド・ベルジュラック』。剣豪でもあり文才にも恵まれた男・シラノが、美しい従妹ロクサーヌに恋をしながらも、人並み外れた大鼻を恥じてその思いを打ち明けられず、逆に彼女から恋の取り持ちを頼まれてしまう……という物語で、世界各国で様々な形で舞台化・映画化されている戯曲だ。脚本・作曲は、ミュージカル『ジキル&ハイド』でも知られるレスリー・ブリカッスとフランク・ワイルドホーンのコンビが手がけている。

シラノを演じる鹿賀はこの日も本番同様大鼻をつけた扮装で登場。「ここ(鼻)にスポンジ状のものがついていて、さらに帽子をかぶると非常に歌いづらい。今回はそういうところも勉強して、少しでもいい歌が歌えるようにしたい」と語る。また来年、俳優デビュー40周年を迎えることにも触れ「見かけは若そうに見えるかもしれませんが、中身はボロボロなんですよ(笑)」と会場を笑わせ、さらに「記念すべき年の正月に、この『シラノ』を上演することができて嬉しい。僕はこの作品の中で16曲を歌っていますし、シラノは雄弁なのでよくしゃべる。まずは身体を鍛えるところから始めたい」と気合いを入れていた。

鹿賀以外のメインキャストは一新、ロクサーヌには濱田めぐみと彩吹真央、シラノの友人にしてロクサーヌと恋をするクリスチャンは田代万里生と平方元基がそれぞれダブルキャストで扮する。濱田は「(鹿賀との共演が初めてで)ここにいること自体が夢のよう。ロクサーヌは私がいつもやっている強いタイプの女性とは異なり、今回は本当にチャレンジだなと思いますが、自分の中にあればいいなと思う可愛い部分を引き出して、大切に大切に育てていきたい」と意気込み、宝塚男役出身の彩吹も「こういうキレイなドレスを着させていただくのも初めてで、私もチャレンジです。タイプではないふたりがロクサーヌをやるのも、作品の楽しみのひとつになれば」と話した。

演出は初演に続き山田和也が務める。「色んな『シラノ』がありますが、この『シラノ』は人を好きになる、人に好きになられる時に感じる気持ち…不安や恐れ、喜びが等身大に描かれている。ストーリー自体は波乱万丈でドラマチックですが、登場人物ひとりひとりの心の動きがすごく瑞々しい」と見どころをアピールしていた。公演は2013年1月6日(日)から29日(火)に東京・日生劇場で(1月5日(土)にプレビュー公演あり)、2月8日(金)から10日(日)に大阪・新歌舞伎座にて。チケットは東京公演が9月8日(土)、大阪公演が9月15日(土)に一般発売を開始する。

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