男子高校生がタカラヅカ!? 舞台『ハイスクール歌劇団☆男組』が開幕

2012.9.13 11:15配信
『ハイスクール歌劇団☆男組』舞台写真 『ハイスクール歌劇団☆男組』舞台写真

ミュージカル『テニスの王子様』でブレイクした鎌苅健太と、元モーニング娘。の高橋愛が主演する『ハイスクール歌劇団☆男組』が、9月12日に東京・天王洲 銀河劇場にて開幕した。

本作は “男子高校生のタカラヅカ”として名古屋に実在する高校生たちをモチーフに、TBS系で10月6日(土)に放送されるスペシャルドラマのアナザーストーリー。男子高校生たちがタカラジェンヌに憧れ、ハイスクール歌劇団として文化祭の舞台にあがるドラマ版の3か月後の物語として描かれている。

一旦解散した彼らだったが、市のイベントで公演を行うために再集結。初めは乗り気ではなかったメンバーたちも、お嬢様学校である北園女子高との合同練習ができるかもしれないと聞いた途端にやる気いっぱい。男子高生活で飢えきった女子との出会いをモチベーションに、2年生の立花慶介(鎌苅)が中心となって芝居を作り上げていく。

一方の北園女子高は「全国大会では優勝を逃し、準優勝という不本意な結果に終わった」と言うほどの超名門演劇部。絶対権力を持つ鬼コーチは、大会で勝つことを至上目的とし、顧問も指導者もいないハイスクール歌劇団を「お遊び」と言い切って上演を辞退するように要求。さらに北園女子高の部長である秋野玲奈(高橋)も、「練習の邪魔」と言って敵対視してくる始末。女子との合同練習どころの話ではない。しかし、そこは男子。その程度で女子への興味がなくなるはずはなく、練習を進めながらも、鬼コーチの目を盗んで部員同士の交流が始まっていく。そんな中、公演ができなくなってしまうような事件がハイスクール歌劇団にふりかかる。

男子高校生役と女子高校生役は、総勢18名。若い俳優たちのキラキラしている姿が一番の見どころだ。出演者は多いが全員に恋のエピソードがあり、それぞれのキャラクターが観ていて楽しい。第2幕では劇中劇『ロミオとジュリエット』と、その舞台裏が交互に描かれ、ドタバタのコメディタッチで恋愛模様がコミカルに展開。最後まで、出演者全員に愛着を持って楽しむことができる。恋愛だけでなく、一度あきらめてしまった夢と、もう一度向き合っていくストーリーも青春そのものだ。全員が一度に登場し、学生服でダンスを披露する冒頭のシーンや、劇中劇でのラインダンスは迫力満点。お目当ての俳優を見つつも、また新しい魅力をもった俳優と出会うことができる、そんな公演になっている。

公演は9月23日(日)まで。なおチケットぴあでは、割引当日引換券を発売(一部の公演は対象外)。

取材・文:大林計隆

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