横浜ビー・コルセアーズを除く、20チーム20名が一堂に会した 横浜ビー・コルセアーズを除く、20チーム20名が一堂に会した

9月24日、開幕戦を10月6日(土)に控えたbjリーグのプレスカンファレンスが行われた。8年目となる今季は、東京サンレーヴスと群馬クレインサンダーズが新規参入し、全21チームによって、シーズンを戦う。関東勢2チームの新規参入により、4年連続でイースタンカンファレンス1位に君臨してきた浜松・東三河フェニックスがウェスタンカンファレンスへ移ることになった。

記者会見ではbjリーグ河内敏光コミッショナーが「bjリーグはブースター(ファン)至上主義の考えのもと、リーグ運営をしていく。bjリーグはただの試合ではなく、家族全員が楽しめるイベントとして、地域が活気づく祭りだととらえて、シーズン100万人動員を目指す」と来るべきシーズンに向けて抱負を語った。日本プロバスケットボールリーグ伊藤博社長も「バスケを使用し、地域を活性化させる。今回、渋谷センター商店街の協力を得たのは今後につながる。各チームの地元を含めたビジネスオペレーションをしていきたい」と意欲満々である。

開幕を目前に控えた選手たちもズラリ。国際大会出場のため不参加となった横浜ビー・コルセアーズを除く、20チーム20名が一堂に会した。昨年の覇者・琉球ゴールデンキングスの小菅直人が「オフェンスもディフェンスも昨年よりもアグレッシブにエネルギッシュに戦う」と言えば、準優勝に終わった浜松・東三河フェニックスの大石慎之介は「両方のカンファレンスで優勝したチームはまだいないので、そこを目指したい」とキッパリ。新規参入の2チームでは、青木康平(東京)が「bjリーグ未経験のアメリカ人選手たちがいかに慣れるかが鍵」と語り、岡田慎吾(群馬)も「うちの実力はまだまだ」と気持ちを引き締めた。

また、プレスカンファレンスに出席した選手20名のアンケートでは、「負けたくない相手・注目選手」の質問も。3票を集めた小菅(琉球)がトップに立ち、太田敦也(浜松)と仲摩純平(滋賀レイクスターズ)が2票で続いた。