――楽曲に関しても、最初のシングル曲『カルマ』はサビがすごく印象的な曲でしたが、そのへんも狙ってやってたんでしょうか。

MiA「サビのメロディフックにタイトルを載せて同じワード、メロディー繰り返すと、人の頭の中に残るんです。僕、秋元(康)さんやつんくさんの考え方やプロデュース力、音楽市場に対するアプローチががすごく好きなんで、将来はそういった音楽シーンに大きな影響を与えた人達みたいになりたくて」

綴「MEJIBRAYは戦略とタイミングの塊なんで」

MiA「例えば広告を打つと何十万とかかるじゃないですか。そこにかかる部分を削減して音源制作費に当てたいと。それを考えた上でこういったプロモーションをするのはアリかなあと。実際に派手に広告に凄くお金をかけていて音源のクオリティが…、みたいな例も少なくないと思うのでそれじゃバンドとしても一作曲家としても本末転倒かな、と思ってます。兎に角良い作品をファンの皆さんに届けたいのです」

編集部を去っていく時も『お騒がせましたー』と
挨拶を忘れない礼儀正しさも。
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――最後に一言お願いします。

綴「どんな形でも、聞いてもらえるってことが大事だと思うんで。ダウンロードなんたらかんたらとか、最近色々めんどくさいですけど」

MiA「最初はYouTubeとかでもいいんで聞いてもらえれば」

メト「…………………………………………………。」

恋一「“ヴィジュアルを見てもらいたいですね。僕はヴィジュアルで伝えたいんです。目でも楽しめる耳でも楽しめる体でも楽しめるのがMEJIBRAYです”と言ってます。僕としてもなんでもいいから一回触れてみては欲しいですね」