富士通、厚さ9.9mmの世界最薄の防水タブレット「ARROWS Tab Wi-Fi QH55/J」など、Windows 8搭載PCとタブレットを発表

2012.10.19 20:29配信
EXILEのMAKIDAIさん、E-girlsのAmiさん、藤井萩花さん、KARENさん

富士通は、10月19日、OSにWindows 8を搭載する世界最薄の防水タブレット「ARROWS Tab Wi-Fi QH55/J」と、個人向けPC18機種――キーボード・ドッキングステーションから取り外して、タブレットとしてもPCとしても使える「STYLISTIC QH77/J」、ノートPC「LIFEBOOK」10モデル、デスクトップPC「ESIPRIMO」7モデル――を発表した。10月26日から順次発売する。

発表会には、PC・タブレット・スマートフォンのCMでイメージキャラクターを務めるEXILEのMAKIDAIさん、女性向けウルトラブック「Floral Kiss(LIFE BOOK CH)」のCMに出演するE-girlsのAmiさん、藤井萩花さん、KARENさんが駆けつけた。

発表会の冒頭、大谷信執行役員常務が「個人のライフスタイルは大きく変わった。例えば、1年間に一人が撮る写真の枚数。10年前は50枚以下だったが、いまは350枚も撮るようになった。爆発的に枚数が増え、一枚当たりのデータサイズは5MB程度と大きくなっている。動画や音楽も含めて、家のなかの情報がビッグデータ化し、溢れている」と、データを取り巻く環境変化を説明。

そして、「PCは、これらの情報を束ねるデータセンターとしてのパワーを生かし、スマートフォンや家電とシームレスにつながる環境を提供することで、データの活用を実現する。富士通が目指すPCとWindows 8が掲げる方向性は同じだ」と続けた。

新製品の一つ、世界最薄の厚さ9.9mmを実現した防水タブレット「ARROWS Tab Wi-Fi QH55/J」は、「ARROWS」として初めてのWindows搭載製品だ。10.1インチの液晶ディスプレイには、滑らかな操作ができる「スーパーグライドコーティング」を施している。また、IPX5/7/8相当の防水性能で、IP5X相当の防塵性能を備え、場所やシーンを気にせずに使えるタフなタブレットだ。価格はオープンで、実勢価格は10万円前後。11月2日に発売する。

特別ゲストとして登場した日本マイクロソフトの樋口泰行社長は、「Windows 8はタブレットらしい使い方ができるOSだが、同時にWindows PCの資産が活用できる。キーボードをつなげば、PCのような使い方もできる。富士通は、黎明期からタブレットに取り組んできた。今日発表されたタブレットには、そのノウハウが息づいている」と、新製品を評価した。

もう一つのタブレット「STYLISC QH77/J」は、キーボード・ドッキングステーションから取り外すことで、ノートPC、タブレットのどちらとしても使える2ウェイタイプ。液晶ディスプレイは11.6インチで、CPUには第三世代インテル Core i5を採用する。タブレット単体では4.8時間、キーボード・ドックステーションと接続すれば、10.7時間駆動する。価格はオープンで、実勢価格は16万円前後。10月26日に発売する。

ノートPCの「LIFEBOOK」は、10機種を発表。フラッグシップモデルの「LIFEBOOK AH」シリーズからは、15.6型ワイド液晶ディスプレイ、ブルーレイディスク(BD)ドライブを搭載し、同サイズの光学ドライブ搭載機として世界最薄の20.8mmを実現した「AH78/JA」「AH77/J」が登場する。本格派志向のAVフラッグシップPC「AH78/JA」は、CPUにCore i7を採用。フルHDのIPS液晶ディスプレイ、パイオニアと共同開発したボックススピーカーを搭載する。価格はオープンで、実勢価格は20万円前後。「AH77/J」は17万円前後で、ともに11月2日の発売だ。

「LIFEBOOK SH」シリーズからは、光学ドライブを搭載した13.3型ノートPCとして世界最薄の19.9mmを実現した「SH76/J」が登場。光学ドライブや増設バッテリ、500GBのHDD、モバイルプロジェクターなどのユニットを着脱できる「モバイル・マルチベイ構造」を備える。CPUは第3世代のCore i5で、WiMAX通信機能を備える。価格はオープンで、実勢価格は20万円前後。11月2日に発売する。

デスクトップPC「ESPRIMO」は7製品。23型画液晶ディスプレイを搭載する最上位モデル「ESPRIMO FH98/JD」は、タッチパネル機能を搭載し、Windows 8ならではのタッチ操作が快適にできる。電源を入れて最速約1.5秒でテレビが見られる3波対応のクイックテレビ機能、約3TBのHDD、BDXL対応BDドライブ、パイオニア製高音質スピーカーなど、本格的なAV機能を備える。価格はオープンで、実勢価格は26万円前後。10月26日に発売する。

新製品は、タブレット、PCともに、ハンドジェスチャーなどの直感的な操作ができる機能「ヒューマンセントリックテクノロジー」に対応。なかでも「ESPRIMO FH98/JD」は、視線を送るだけで写真の切替えなどができるユニークな「視線アシスト」機能を備える。

発表会では、新製品の紹介とともに、富士通が考えるこれからのPCに欠かせない要素として、個人向けクラウドサービス「My Cloud」を紹介した。PC内に保存しているデータと、クラウドサーバーに保存しているデータを一元管理して、写真や動画、音楽などを管理画面からクラウドサーバーへ移すことで、スマートフォンなどからシームレスに利用できるようになる。データに紐づけたファイルの分類などは、場所を移しても有効だ。

大谷常務は、「クラウドサービスはたくさんあるが、ストレージ領域は5GB程度が一般的だ。一方で、PCのHDDは標準でも1TBある。『My Cloud』は、この二つのストレージをハイブリッドに使うことで、安心と大容量を両立した。これからも、端末と融合したサービスを展開していく」と、新製品の性能をより活用できるクラウドサービスをアピールした。

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