2.黒船、ついに来航! 日本でもKindleが発売に。電子書籍リーダー三国志始まる。

http://www.amazon.co.jp/より
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AppleがiPad miniを発表した翌日、Amazonがタブレット「Kindle」の日本発売を発表しました。あのAmazon謹製のタブレットということで、電子書籍リーダーの大本命として期待されていた製品です。すでに海外では発売されていたタブレットですが、日本での発売はずっと未定のままとなっており、今か今かと待ち望んでいたユーザーも多かったことでしょう。

製品ラインナップには、6型の電子書籍リーダー「Kindle Paperwhite」の他、7型カラー液晶のAndroid タブレット「Kindle Fire HD」、その廉価版で「Kindle Fire」が用意されています。

と、同時にキンドルストアも10月25日にオープン。書籍、漫画、文庫など5万冊を超えるラインナップがそろっています。5万冊というと大型の漫画喫茶とだいたい同じくらいの商品量。国内で先行している他のストアとほぼ同等の規模ということもあり、これを「さすがAmazon」と見るか「意外と少ない」と見るか、ユーザーの反応はまちまちのようです。

安価で高性能なGoogleのNexus7、圧倒的なブランド力と使いやすさで勝負するiPad mini、ネット通販最大手Amazonがしかける安価なタブレットKindle。電子書籍リーダーの本命3製品が出揃い、いよいよ電子書籍業界は本格的な戦国時代に突入したと言えそうです。