「我が家は共働きの三兄弟という、まさに修羅場みたいな家庭。

特に一番下の三男はまだ1歳半だし、長男は絵に描いたような仕切り屋のガキ大将、次男は落ち着きがなくて注意散漫で、3人が3人ともとにかく手がかかります。

そんな3人を大人しくさせる方法はやっぱりテレビゲームですね。落ち着いて自分の時間を過ごしたい時や、家事を片付けたい時はついつい時間を決めずにやらせてしまうことも。

そんな折、長男の同級生のママから『〇〇くんの影響で、ゲームばかりするようになった。うちではあまりゲームを推奨していないので、しばらく子ども同士の距離を置かせてください』と連絡がきました。

そんなこと、ちゃんと自分の家でルール化すればいいだけじゃないの? と一言言ってやりたくなりましたが、夫に愚痴ったら『面倒そうだから相手にするな』と……。

一方的に距離を置かれて長男がかわいそうと思っていましたが、子ども同士はどうもこれまでと変わらず遊んでいる様子。

これがバレたらまたうちに火の粉が降りかかるんですかね」(ピアノ講師/36歳)

このパターンはどうも、自分の子どもにはきちんと話さず、相手のママや子どもにどうにかしてほしいというママ友の心が透けて見えます。

教育方針やルールは家庭によって様々です。

しかし、その方針やルールを子どもに守らせるために、周囲の人たちにまでそれを公言して“子どもがルールを守る環境”を無理やりに作り出そうとするのは、順序が間違っている気がしますね。