そしてスクリーンが上がって今度はメンバー本人が歌うんですが、この曲、めっちゃめちゃいいんです。栃木の名所を歌詞の中にちりばめて、栃木の町で二人が恋をして大人になっていく、みたいなストーリー。
 

LinQの『ハジメマシテ』で「西鉄バス」という単語が出てきたり、Negiccoの『君といる街』が新潟は古町をイメージしていたり、という流れのご当地ソングなんですが、たぶんフロアの人が何人も泣いてました。や、そのくらい名曲! 何かを思い出すように歌うあいちゃんに、しっかりと演じながら歌うくるみちゃん、そしてみらい&あきなの美人姉妹がオレンジライトの中で歌う姿はまるで夕日の中の青春! いやー、早くいろんな人に聞いてほしい曲ですねー。

 

しっとりとした雰囲気から、一転してまたもや爆速いちご物知りソング『いちごハカセ』へ、そしてまさかのプロデューサー黒澤氏登場。来年、2ndシングルが発売されることを発表! またもや泣いちゃうメンバーたち(笑)。ホント、次から次に新展開がありますねえ……。この勢いでずんずん突き進んでいただきたいところ!

 

最後はもちろん、代表曲『とちおとめ25のテーマ』でシメ。合計9曲、うち2曲が2回パフォーマンスでしたが、かなり満足できるライブになりました。このグループの味は、なんというか曲数が少なくても、1曲1曲が強いんですよ。さらにはメンバーみんなが全力投球のパフォーマンスで、心地いいのデス。結局、同じ曲を何度かパフォーマンスしても、見ていて飽きないんですよね。