Dell Latitude 10

デルは、1月17日、ビジネス向けとして販売していたWindows 8搭載のタブレット端末「Dell Latitude 10」の個人向け販売を開始した。価格は、「Dell Latitude 10」が5万4980円、「Dell Latitude 10 Essentials」が4万9980円。

ともに、CPUにインテルAtom Z2760を採用。10.1インチのIPS液晶ディスプレイ(解像度1366×768)、2GBのメモリ、64GBのSSDを搭載する。OSはWindows 8 32ビット。

液晶ディスプレイは5本指のマルチタッチ機能を搭載。Windows 8用アプリケーションや、これまで使っていたアプリケーションが利用できる。高い強度をもつ「Corning Gorillaガラス」を採用している。

インターフェースは、USB2.0ポート、SDカードリーダー、ドッキングコネクタを各1基ずつ搭載。デュアルアレイマイクや、前面・背面のウェブカメラを備えている。別売の「プロダクティビティドック」と接続すれば、さまざまな周辺機器との接続に対応し、デスクトップ環境としても使うことができる。ワイヤレス通信機能は、IEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LANとBluetooth 4.0に対応する。

「Dell Latitude 10」は、別売の「Wacomアクティブスタイラス」を使用することで、緻密な作業を快適に行うことができる。内蔵バッテリの交換に対応し、スマートフォンなどへの給電機能を備えたマイクロUSBポートを搭載。さらに、外部ディスプレイへ出力するミニHDMI出力と、背面ウェブカメラにLEDフラッシュを備える。

「Dell Latitude 10 Essentials」は、「Wacomアクティブスタイラス」やバッテリの交換には対応していない。サイズは幅274.0×高さ176.6×奥行き10.5mmで、重さは「Dell Latitude 10」が658g、「Dell Latitude 10 Essentials」が649g。