GoogleとSamsungが共同開発した「Nexus 10」

Googleが運営する「Google Play」で、Android 4.2を搭載したGoogleの最新タブレット「Nexus 10」の販売が始まった。価格は、16GBモデルが3万6800円、32GBモデルが4万4800円。

サムソン電子との共同開発による2560×1600ピクセル(300ppi)で対角10.055インチのHDディスプレイ、デュアルコアプロセッサの「A15」、パワフルなグラフィックプロセッサを搭載したタブレット端末。400万ピクセル以上のHDディスプレイで、文字はシャープに、映像や写真は鮮明に映し出す。

厚さ8.9mm、重さ603gとスリムで軽く、IEEE 802.11 b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetoothに対応する。500万画素のメインカメラ、190万画素のフロントカメラ、NFC(Android ビーム)、加速度計、コンパス、ジャイロスコープ、気圧計、GPSなども備える。発表当初は2012年11月13日発売の予定だったが、延期されていた。

OSはAndroid 4.2(Jelly Bean)で、GmailやGoogle マップ、YouTube、Chromeなど、Googleアプリをすべてプリインストールする。また、家族や友人など、複数で1台の端末を共有できるマルチユーザーに対応し、電源を入れて自分の写真をタップしてログインするだけで、自分のホーム画面、アプリ、メール、写真、ストレージを利用できる。Androidはマルチタスク向け設計しているので、ユーザー間の切り替えもスムーズだ。サイズは縦177.6×横263.9×厚さ8.9mm。