井上芳雄、芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞

2013.3.12 17:38配信
井上芳雄 井上芳雄

俳優の井上芳雄が、平成24年度(第63回)芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞することが決定した。芸術選奨はメディア芸術を11分野にわけ、それぞれその年に優れた業績をあげた者に贈られる賞で、中でも昭和42年度より発足した新人賞は新生面を開いた者に贈呈される。これに伴い3月11日、井上が受賞の会見に出席した。

ミュージカル『ウェディング・シンガー』チケット情報

過去には別役実、井上ひさし、栗山民也といった演劇界の重鎮から、片岡孝夫(現・仁左衛門)、坂東玉三郎、中村吉右衛門といった歌舞伎俳優、市村正親、加藤健一ら名優たちが受賞している芸術選奨新人賞。この歴史ある賞の受賞に、井上は「このような素晴らしい賞を頂き、とても嬉しい」と喜びの声。昨年は6本の舞台に出演したうち、『ダディ・ロング・レッグズ~足ながおじさんより~』『負傷者16人』『組曲虐殺』『ルドルフ ザ・ラスト・キス』が受賞対象だったが、「去年の6本の舞台は、その1本1本が10年に一度出会えるかどうかというくらいに素晴らしい作品だった。今後60年くらい、もう出会えないんじゃないかなと思うくらい(笑)素晴らしい経験をさせていただきました。やはりそれぞれの作品の演出家との出会いがとても大きい。演出家が作品を作るもの。まだまだ未熟ですが、これからも演出家のイメージにできるだけ応えることのできる俳優になれるよう頑張りたい」と充実の昨年を振り返った。

ミュージカル界のプリンスと呼ばれ、日本ミュージカル界を背負う存在であるが、「去年はストレートプレイの割合が今までに比べると高かった。自分はミュージカルが好きでこの世界に入り、ミュージカルを主にやっていますが、それだけではなく、いかに芝居が大事かというのも身にしみて感じています。同時に、そうなればなるほどミュージカルは本当に素晴らしい、もっと伝えられるものがあるんじゃないかなとも思います」とも。今年もすでにミュージカル、ストレートプレイ、コンサート、朗読劇と様々なタイプの舞台への出演が決定している。今後の活躍にも期待したい。

現在、井上は東京・シアタークリエにてミュージカル『ウェディング・シンガー』に出演中。公演は3月20日(水・祝)まで。その後3月23日(土)・24日(日)に福岡・博多座、3月31日(日)に東京・日本青年館 大ホールでも上演される。チケットは発売中。

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