4.家の中にあるものを、物色しない

ママ友宅の訪問となれば、ついついお家の中にあるものが気になり、見まわしてしまいますね。

素敵なインテリアなどを褒めるのは大いに結構ですが、必要以上に家の中にあるものについて、詮索しないようにしましょう。例えば、本棚に並ぶ書籍やベランダの洗濯物、カレンダーに書いてある予定、パパなど家族の私物と思われるものをジロジロ見ないこと。

また、子供がうっかり、収納場所や寝室のドアを開けたりしないよう、事前に言い聞かせておくことも大切です。

5.要チェック!片付けには、こんな盲点が

帰る前、子供が遊んだおもちゃや、出してくれた茶器などを片付けるのは常識ですが、中にはこんな盲点も。

実際に、片付けで嫌な思いをしたことのあるホストママの声を集めました。

  • 「キッチンに勝手に入られ、洗い物をはじめられた。自分のやり方があるので、ありがた迷惑。」
  • 「ラメがついたTシャツを着たママが帰ったあと、床にキラキラした粉末が散乱し、掃除がたいへんだった。」
  • 「おもちゃを片付けながら、いちいち『これどうやって遊ぶの~?』と詮索された。時間がかかって仕方なかった。」
  • 「素足で子供を遊ばせ、フローリングに足形がぺたぺた。靴下をはかせるか、せめて、足をふいてから来てほしかった。」

いかがでしょうか。知らず知らずのうちに迷惑行為をしていないか、細かいことまで気を配りましょう。

まとめ

以上、ママ友のお家訪問のマナーでした。

ホストママも、招かれるママも、お互いに気持ちよく過ごせるよう、訪問のマナーを意識してみてくださいね。

 接客コンサルタント。ひとり一人の魅力を輝かせる接客マナーの専門家。資生堂ビューティコンサルタント、キッザニア東京スーパーバイザーのキャリアを経て、講師として活動。女性視点の丁寧さあふれる接客術は「すぐに実践できる」と高い評価を得ている。述べ3000人以上の指導経験を持ち、幅広く支持されている。