「レグザタブレット AT703/58J」(左)と付属のBluetoothキーボードを接続

東芝は、Android搭載タブレット端末「レグザタブレット AT703/58J」と「レグザタブレット AT503/38J」の2機種を、6月21日に発売する。価格はどちらもオープン。

ともに、OSにAndroid 4.2を採用し、ストレージには32GBのフラッシュメモリを搭載。インターフェースは、USB2.0、Micro HDMI出力、microSDカードスロットなどを備える。Bluetooth 4.0に対応する。

「AT703/58J」は、CPUにクアッドコアのNVIDIA Tegra 4を採用し、マルチタッチ対応で強化ガラス「Corning Gorilla Glass 2」を採用した10.1インチワイド液晶ディスプレイ(解像度2560×1600)、2GBのメモリを搭載する。IEEE802.11a/b/g/n、Draft IEEE802.11ac準拠の無線LANに対応し、Bluetoothキーボードとデジタイザーが付属する。

ノートのようなユーザーインターフェースで、付属の専用デジタイザーペンで文字や図形を手書きできるノートアプリ「TruNote」を搭載。書き込んだ文字や図形を手書きで検索し、必要なページをすばやく見つけることができる。文字や図形は、Office形式(WordまたはPowerPoint)に変換してPCでの閲覧や編集に対応し、ウェブサイトの情報を必要な部分だけ貼りつけて、メモ書きができる。

ディスプレイとペン先の摩擦抵抗を調整することで、紙に書いているような書き心地を実現。ペン表示位置の補正にも対応する。独自の筆跡予測エンジンで、ペンの動きに追随する表示速度を速めた。付属のペンは、1024段階の感圧センサを備え、筆圧に応じて線の太さを変更するので、さまざまな文字や線を書くことができる。

付属のタブレットカバー兼用Bluetoothキーボードを装着すれば、快適な打鍵感で効率的に文書作成などの作業ができる。キーピッチは約17mm、キーストロークは約1.7mm。

バッテリ駆動時間は約9.5時間。サイズは幅260.7×高さ10.5×奥行き178.9mmで、重さは約671g。付属のBluetoothキーボード装着時は、サイズが幅264.7×高さ19.8×奥行き184.3mmで、重さは約1.2kg。

「AT503/38J」は、CPUにNVIDIA Tegra 3を採用し、マルチタッチ対応の10.1インチワイド液晶ディスプレイ(解像度1280×800)、1GBのメモリを搭載。IEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LANに対応する。

斜め方向からでも画面が見やすく、ウェブサイトや写真を快適に閲覧できる。バッテリ駆動時間は約11.5時間。サイズは幅260.7×高さ10.3×奥行き178.9mmで、重さは約600g。