算数が嫌いな子にはもっとドリルをやらせるべきだと考えるママは多いですね。

ドリルはさまざまな問題に触れることができ、たくさんの問題を反復してやることから、苦手であればとことんやらせた方が苦手克服につながると感じるでしょう。

確かに、ドリルをたくさんやらせれば自然に出来るようになり、出来るようになれば嫌いでなくなる可能性はありますが、そもそも嫌いなものを無理に押し付けることは逆にもっと嫌いになる可能性もあり、無理強いは大人だって嫌なものです。

では、どうしたら嫌いにならずに算数が出来るようになるのでしょうか。

そんな中、算数が嫌いな子は「もっと実体験をさせなさい」と言うのが、花まる学習会の松島伸浩先生。松島先生は、遊びや実体験を通じて自然と子供は算数が出来るようになると言っています。

今回は松島先生の著書『算数嫌いな子が好きになる本 小学校6年分のつまずきと教え方がわかる』参考に、「遊び」や「実体験」が、算数の苦手克服につながる理由についてお伝えしたいと思います。

算数が出来ない子は「実体験」が足りない!?

算数が嫌いな子、出来ない子に共通するのが「実体験の不足」だと指摘する松島先生。実体験が少ないと、算数の問題を見た時に足すのか引くのかのイメージが湧かず、分からないとなってしまうのだそうです。

幼い頃からお母さんと一緒にお料理をしたり、友達同士で虫取りやかくれんぼをよくした子は算数が得意になる傾向があるようですが、それはいったいなぜでしょうか?

料理から得られる算数力とは

料理は算数においては「学びの宝庫」です。例えば、お皿にトマトを並べるという簡単な行為でも、数え方の基本が学べます。お皿1枚が数字の1と同じ、トマト1個が数字の1と同じということを子どもが認識できるのです。

これは「数えあげ」を学ぶうえで役に立ちます。

その他にも、お母さんと一緒に料理をすることによって学べることは沢山あるようです。

「単位」が学べる

料理にはgやcc、cmやリットルなど単位がいっぱい。計量カップで100mlを計ったり、砂糖を50g計ったり、ジャガイモを1cm角に切るなど、さまざまな単位が実体験を通して学べます。

「分数」が学べる

例えばおやつでピザを作った場合、ピザを8等分に切り分け、そのうちの1つは8分の1、2つは8分の2などのように作ったものを食べながら分数が学べます。

「比」が学べる

料理は調味料を混ぜることが多いですね。その混ぜるという行為にも学ぶ要素があります。例えば酒と醤油を大さじ1と大さじ2の「1:2」で混ぜるなどという行為は、「1:2」という比が実体験を通して学べるのです。

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