BCN、2013年上半期No.1メーカーを発表、タブレットはアップル、ウルトラブックはソニーが1位

2013.7.19 17:33配信
タブレット端末、スマートフォンで1位を獲得したアップルの「iPad mini」と「iPhone 5」

BCNは、7月19日、PC・デジタル家電の実売データ「BCNランキング」にもとづいて、116アイテム(ジャンル)について、2013年上半期(1~6月)に最も販売数量が多かった「上半期No.1メーカー」を発表した。

BCNでは、年1回、全国の主要な家電量販店、パソコン販売店、ネットショップから収集したPCやPC周辺機器、デジタル家電などの実売データ「BCNランキング」にもとづいて、部門(ジャンル)ごとに年間販売数量第1位の企業を表彰する「BCN AWARD」を開催している。今回はこの中間集計として、2013年1~6月の6か月間のデータをまとめた。

●タブレットが躍進 転換期を迎えたパソコン市場

パソコン(デスクトップPC・ノートPC・タブレット端末)のうち、最も販売台数の多い「ノートPC」は、東芝がシェア22.5%で1位を獲得した。2012年に1位だったNECはシェア21.0%で2位につけ、接戦となっている。

「タブレット端末」はアップルが49.7%を占め、2位のASUSを18.8ポイント引き離した。一時、アップルは、2012年11月に発売した「iPad mini」のWi-Fiモデルの品薄が主な原因で「Nexus 7」を販売するASUSの月間販売台数を下回っていたが、供給が潤沢になると販売台数は急伸し、1位に返り咲いた。ただし、為替変動を受けて5月31日にiPadシリーズを値上げしたため、勢いは減速。駆け込み需要で一時大きく伸びた後、販売台数は値上げ以前の水準よりやや減少傾向にある。「デスクトップPC」は、NECがシェア25.0%で1位。ノートPCのうち、該当する製品のみに絞って集計した「Ultrabook(ウルトラブック)」は、ソニーがシェア29.3%で1位だった。

春商戦期にあたる今年3月、ノートPC、デスクトップPCを合算したPCの販売台数は前年同月比で75.6%にとどまったが、タブレット端末は前年同月比196.2%と好調だった。特にデスクトップPCの落ち込みが大きい。Windows 8搭載PCへの買替えの動きは鈍く、タブレット端末やスマートフォンの普及でPC市場は変化しつつある。

「スマートフォン」は、昨年9月に発売した「iPhone 5」が売れ続けているアップルがシェア34.5%でトップ。2位は、「ドコモのツートップ」に選ばれた「Xperia A(エース) SO-04E」をはじめ、「Xperia」ブランドで複数の端末をラインアップするソニーモバイルコミュニケーションズ(21.0%)、3位は「AQUOS PHONE」シリーズや、子ども向け・シニア向けスマートフォンなどを手がけるシャープ(12.7%)だった。

BCNは、来年1月、2013年に最も販売数量が多かったメーカーを表彰する「BCN AWARD 2014」を開催する予定。残り半年弱で、順位やシェアに変動があるのか、今後の動向に注目したい。

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割をカバーしています。

→オリジナルプレスリリース(PDF)

いま人気の動画

     

人気記事ランキング