左から、入野自由、良知真次、初風諄、吉沢悠、中河内雅貴 左から、入野自由、良知真次、初風諄、吉沢悠、中河内雅貴

吉沢悠の主演舞台『宝塚BOYS』が7月23日、東京・シアタークリエで開幕。初日前日の22日には、同劇場で吉沢をはじめ、中河内雅貴、良知真次、入野自由、初風諄ら出演者が会見を行った。

『宝塚BOYS』チケット情報

第二次大戦後間もなく、9年間だけ実際に存在した宝塚歌劇団「男子部」メンバーの奮闘を描く青春物語。2007年に初演、以来3度上演を重ねている人気作だ。4度目の今回は、リーダー上原金蔵を吉沢、現役ダンサー・星野丈治を中河内、歌が何より好きな青年・竹内重雄を良知、旅芸人の息子・長谷川好弥を入野が演じるほか、彼らメンバーを見守る寮母役で初風が出演する。

3月に結婚したばかりの吉沢は「かみさんが宝塚の大ファンなのでプレッシャーはあります」と話しながら、「長い稽古期間だったが、かなり熱い4代目BOYSが生まれたと思う」と手応えを語る。ほかのメンバーも「熱い夏を熱い芝居で乗り切っていきたい」(中河内)、「4回目のプレッシャーがあったが、新たなメンバーで頑張れたと思う」(良知)、「このメンバーでしか作れないBOYSが作れたのではないか」(入野)と公演に期待を寄せた。そんなメンバーを前に、初演から全公演に出演している元宝塚の初風は「新鮮でハンサムなBOYSの汗がすごく素敵」「レビューシーンも、みなさん足が長くてまっすぐで、燕尾がお似合いで素晴らしい」と絶賛していた。

公演は7月23日(火)から8月11日(日)まで、東京・シアタークリエにて。その後、8月13日(火)に愛知県芸術劇場 大ホール、8月24日(土)・25日(日)に兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール、9月11日(水)に新潟市民芸術文化会館 りゅーとぴあ・劇場でも上演。チケット発売中。