3.子どもの不調サインに気づいたときの対処法

親が子どものサインに気づいたときは冷静になり、次のような対処を試みるとよいでしょう。

3-1.かかりつけ医に相談する 

食欲低下などの不調のサインが見られる場合には、病気が隠れている可能性もあるため、まずはかかりつけの小児科などに相談しましょう。

自己判断せず、専門家の診断を受けることが大切です。

3-2.子どもとゆっくり話しあう 

子どもが強いストレスを抱えているように見えるときは、まずは余裕をもって子どもに接する時間を増やしましょう。

ゆっくり話し合ったり一緒に外で遊んだりすると、子どもが抱えている悩みを把握するのに役立ちますし、ストレス解消にも効果的です。

3-3.スキンシップをとる 

子どもを優しく抱きしめたり、手をつないだりといったスキンシップを増やしてみましょう。

子どもの不安な気持ちをやわらげ、ストレスを軽減させる効果が期待できます。親への信頼感や絆を強めることができ、子どもも親に相談しやすくなるでしょう。

4. 疲れたときは漢方薬もおすすめ

子どもの急な体調不良や日々のケア。育児にまつわる心配事は尽きません。知らず知らずのうちに育児で疲れがたまって、ぐったりしてしまう日もあるのではないでしょうか。

なかなか疲れがとれないとお困りの方には、漢方薬もおすすめです。医薬品として効果が認められている漢方薬は、内科や婦人科などでも使用されています。

漢方薬では慢性的な疲労感に対して、足りない栄養を補うだけでなく、消化・吸収の働きをよくして必要なところに栄養を届ける手助けをします。そのため、根本から疲れやだるさの改善を目指すことが可能です。

また、精神的なストレスが原因の疲れには、「ストレスで乱れた自律神経を整える」「睡眠の質を上げてストレスを改善する」などの作用のある漢方薬を選びます。

睡眠や運動などの生活習慣を整えて「疲れに負けないからだ作りをしたい!」と思っていても、子どもが小さいうちは自分の時間をとれませんよね。十分な睡眠や運動は難しいかもしれません。

しかし、漢方薬なら自分の症状や体質に合ったものを服用するだけでいいので、無理なく続けることができますよ。

育児疲れでお悩みのママ・パパにおすすめの漢方薬

抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)

虚弱な体質で、つい怒ってしまったりなど神経がたかぶる方の神経症や不眠などに用いられます

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

気分がふさいで、のどに異物感があり咳がこみあげる、ときに動悸やめまいなどを伴う方の不安神経症や神経性胃炎に用いられます

漢方薬を選ぶときには、自分の症状や体質に適したものを選ばなければなりません。

合わない漢方薬を選んでしまうと効果をあまり実感できず、副作用が出やすくなる場合もあるので注意しましょう。漢方薬に精通した医師、薬剤師に相談してから購入すると、自分に合った漢方薬を見つけられるので安心です。

スマホで気軽に専門家に相談できる「あんしん漢方」のような、オンライン個別相談も人気があります。

あんしん漢方はAI(人工知能)を活用して、漢方のプロがあなたにぴったりの漢方薬を見極めて自宅に郵送してくれるオンライン漢方サービスです。対面では話しづらいことも、スマホなら気軽に相談できますよ。

お手頃価格で疲れに対処したい方は、医薬品の漢方をチェックしてみてくださいね。

子どもが「いつもとちょっと違う」というときには、体調不良や精神的なストレスが隠れている場合があるので、注意して様子をみてみましょう。

不調のサインが出ている場合には、かかりつけ医に相談することも大切です。

また、子どもが健やかに暮らすためにも、親自身が不調をため込まないようセルフケアをしていきましょう。育児疲れが気になる方は、漢方薬を試してみるのもおすすめです。専門家に気軽に相談してみてくださいね。

不調のサインに耳を傾け、親子ともに健康的な毎日を送りましょう。

<この記事を書いた人>

あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師 竹田由子

元漢方・生薬認定薬剤師。大学院で臨床薬学を専攻、日米で病院研修を受ける。病院薬剤師として10年間入院患者を担当しながら、化学療法・医薬品情報担当としても活動する。
患者さんから「本音を話しやすい」と言われ関わるうちに、日常のセルフケアの大切さを痛感。転居後は薬局に勤務する傍ら、ライターとしても活動する。病院時代の上司が漢方好きで、漢方の凄さを体感し魅了され「日常の不調はまず漢方」と生活している。
現在は、漢方のプロがAIを活用して自分に適した漢方薬を選びお手頃価格で自宅に郵送してくれる「あんしん漢方」でも情報発信をしている。

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