【マロリーポークステーキ】 自家製ソース(右)で食べるステーキがうまかった

人生初の450グラム! 完食できるのか、オレ?

450グラムのステーキを食べたのは初めてかもしれない。

というよりも懐具合が心配で、250グラム以上のステーキを頼もうなどと考えたこともなかった。

フォトギャラリー肉好き歓喜!「マロリーポークステーキ」の厚さを見る
  • 【マロリーポークステーキ】「富士山セット」
  • 【マロリーポークステーキ】店は奥が広く、丸テーブルが3卓あった
  • マロリーポークステーキ
  • 【マロリーポークステーキ】ワサビと柚子胡椒でさっぱりと食べられる
  • 【マロリーポークステーキ】「富士山」の標高は、人差し指の第二関節ほど

この日、450グラムのステーキに払ったのは、ライスとスープ付きのセットで1790円。

破格である。懐具合を心配せずに食べさせてくれたのは、『マロリーポークステーキ中目黒店』。

【マロリーポークステーキ】 注文後、肉を切る。これは450グラムの「富士山」

この店ではステーキのサイズを山の名前で表記している。

「日和山セット200グラム(ひよりやま/990円、以下すべて税込)」、「高尾山セット270グラム(1190円)」、「富士山セット450グラム(1790 円)」、「マッターホルンセット700グラム(2590円)」、「キリマンジャロセット1000グラム(3490円)」、「エベレストセット1500グラム(4990円)」、「オリンポスセット2000グラム(6190円)」。

注文ごとに店長の佐藤正幸さんが重さをはかり、肉を切る。

【マロリーポークステーキ】 芯まで火が入っている肉の塊をフライパンで ソテーする

この時点で芯まで火が入っている肉をフライパンで焼く。まずは周囲に焼色が付くまでソテーする。

次に片面を丁寧に香ばしく焼いた後、裏面を軽く焼き、サラマンダーと呼ばれる器具で全体を温める。

【マロリーポークステーキ】 自家製ソース(右)で食べるステーキがうまかった

ステーキを皿に盛り、クリームスピナッチ(ほうれん草をチーズの入ったホワイトソースであえた料理)とマッシュポテトを添えればできあがり。

くどいようだが、これまで一度も450グラムのステーキを食べたことがない。そびえ立つ「富士山」を前に途中で下山するのではないかと心配していた。ところが、意外や意外らくらくと〈登頂〉に成功した。