©2013劇場版「ATARU」製作委員会

2012年4月から放送され、最高視聴率19.9%を記録した中居正広主演の連続ドラマ、スペシャルドラマからアップデートした『劇場版ATARU THE FIRST LOVE & THE LAST KILL』がついに公開!

そこで、ウレぴあ総研では『ATARU』シリーズを支えた警視庁メンバーによる緊急座談会を実施。題して「主演の中居正広は欠席! 警視庁メンバーが、彼らだけが知る『劇場版ATARU』のレアな見どころと楽しい撮影秘話をぶっちゃけた!」

参加メンバーは警視庁捜査一課の刑事、野崎蓮生役の千原せいじ、黒木永正役の中村昌也、松島光輝役の庄野崎謙、玉倉孝役の三好博道、鑑識課の美人監視員・石川唯役の光宗薫、警視庁紹介センターに勤務する犬飼甲子郎役の中村靖日の6人。現場でも仲のよかった彼らが、ここでしか知れない超マニアックな見どころと撮影中の貴重なエピソードを次々に暴露してくれた!

Mission1:警視庁メンバーしか知らない、レアな見どころを報告せよ!

やっぱりみんながいちばん知りたいのは、『劇場版ATARU』の普通の人では知り得ないレアな見どころ。座談会はまずはそこから始まった。

三好博道
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 三好「イチオシは僕のシーンですね。僕がちょこちょこ映っている最初の方のシーンで黒木役の中村くんに思いっきりタックルをくらっているんですけど、そこで肘を思いっきり強打していて。そこが見どころです(笑)」

中村昌也「ドラマやスペシャルでも玉倉さんをイジメてたんですけど、それがどんどんエスカレートしていって力加減が半端ないんですよね(笑)」

三好「首根っこつかまれて、思いっきり後ろに倒されて頭を強打したこともあったんですけど、そこは映ってないんです(笑)」

中村昌也「でも、ほんまに木村ひさし監督の遊び心が詰まってますからね。1回観ても分からないと思うんですけど、例えば誰かの顔が違うとかね(笑)」

庄野崎「ありましたね」

中村昌也
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中村昌也「引きの画(え)なんですけど、よ~く見たら、この人の顔おかしいなっていうところがあるんですよ(笑)」

――警視庁とFBIとの合同捜査会議のシーンですか。

庄野崎「そうです、そうです。誰の顔が変わっているのかは言ってもいいんじゃないですか?」

中村昌也「(鑑識課・渥見怜志役の)田中哲司さんとせいじさん、あと僕もです」

庄野崎「三好さんの役も“三好さんのお面をつけなくてもいける”と言って、違う人が普通にメガネをかけて座っているところがありましたよね(笑)」

中村昌也「みなさん忙しかったので、監督のとった苦肉の策なんですよね。でも、それはほんまに面白いと思いますよ。1回観て分かる人は相当スゴいっすよ」

庄野崎謙
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 庄野崎「『ウォーリーをさがせ!』並みの難しさですよね」

――2回観たけど、気づきませんでした。

中村昌也「それがあるって知らなかったからじゃないですか。知って観たら、たぶん分かると思いますよ。でも会議室のシーンは人数がめっちや多いんで、ほんま『ウォーリーをさがせ!』みたいですよ。ヒントは後ろの方です」

――光宗さんが座っていたあたりですね。

中村昌也「あっ!」

光宗「そうです。私のあたりを注目していてください。はい、美人鑑識員、石川唯役の光宗薫です(笑)。え~っと、自分が出演させていただいているシーンの見どころは、ほかのキャストさんもそうだと思うんですけど、やっぱりカメラの方を見て喋るシーンですね。普段はカメラを意識せずにお芝居をすることの方が多いから、逆にものすごく緊張しましたよ(笑)」