5:子どもの話を遮らずに聞く

「子どもの話をちゃんと聞くようにしていた」というママもいます。

親としては学校に行ってほしいため、つい「そんなの気にしなくても大丈夫」などと言ってしまいがちですが、子どもは言いたいことを言えずに不満が溜まってしまうことも。

なるべく子どもの話を遮らず、「そっかー。そういうこともあるよね」などと共感して聞いてあげることで、子どもも安心して話してくれるようになるはず。これは行き渋りがなくても普段から気をつけたいですね。

6:不登校に関する情報を調べる

あるママは「不登校についてじっくり調べることで、子どもの行き渋りにも余裕を持って対応できるようになった」といいます。

親が行き渋りや不登校についての知識がないと、「この先どうなってしまうんだろうか」という不安でいっぱいになってしまうもの。しかし、現在は不登校の悩みを相談できる様々な支援期間や、学校のかわりに通うことのできるスクールなどもたくさんできています。

本やネットなどを通してそのような新しい情報を知ることで、「もし不登校になったら、◯◯に相談してみよう」というように、心の準備をすることもできます。

新学期や新年度は大人でも環境の変化に慣れるのが大変なもの。子どもなら尚更でしょう。子どもの気持ちも受け止めつつ、ご家庭に合った方法で解決の糸口を見つけてみてください。

ライター。音楽系の出版社で6年間勤務した後、かねてからの目標であったアメリカでの短期留学を果たし、現地でフリーペーパー制作のボランティアを行う。帰国後は、実用書を扱う出版社にて女性エッセイや心理本などの編集を担当。その後、ライターとしての活動を始める。北欧のヴィンテージ食器が好き。