――自分自身と演じた役柄は似ている? それとも正反対?

生駒;私は全然違います。愛莉と違って全然、女の子らしくないし、漫画ばかり読んで外の世界に出て行かないので。『BAD BOYS J』に出て、初めてアルバイトの経験をしました(笑)。

白石:私は雰囲気は似てるかな? でも奈緒ちゃんは大事なことや気持ちは伝えるんですが、私は大事なところで失敗しちゃうことが多いんです(苦笑)。

橋本:私も根本的なところは似てるかもしれないけど、言葉のチョイスや感情の出し方が違うかな…? 今回の映画で、久美ちゃんは結構、司くんに「こうしてほしい!」って訴えかけたりするけど、私は好きな人にそういうことできない。思ってても言えないタイプなので、それを素直にかわいく言える久美ちゃんがうらやましい。

松村:私はテンションは似てますね。でも美香とエイジくんはみんなの前でもラブラブだけど、私は無理! ああいうの、憧れますけど、みんながいても2人の世界に入っていくのは…恥ずかしいですね(笑)。

――男たちが時に拳を交えたり、バカやったりとヤンチャする姿をどんな思いで見てる? かわいい? 心配? そんな彼らの姿にキュンとさせられることは?

橋本:現実の世界で自分のが好きな人が、いっつもケンカしてボコボコになって帰ってきたら「何してるんだろう、この人は?」って心配になりますよね(笑)。身体も今後のことも心配。

松村:自分の力試しでとかはイヤですけど、でも、司くんはいつも誰かを守るために戦うところはカッコイイですよね。あと、私が演じる美香ちゃんは結構、ハチャメチャなコですけど、エイジくんや周りのメンバーがそれを受け入れてくれるところは優しくて心が広くて大好きです!

白石:仲間のため、大事な人のために何かするという姿は女の子から見たらカッコいいしキュンとしちゃいますね。

『劇場版 BAD BOYS J―最後に守るもの―』(C)劇場版「BAD BOYS J」製作委員会

生駒:あと、映画で好きなのが冒頭に出てくる、司くんと段野さんとヒロクンの3人が決着をつけようと対峙するシーン。女の子にはできない、じゃれ合うような感じはいいですよね。

橋本:久美ちゃんが友達と話してる電話を司くんが勘違いして、ケンカに行くところがあるんですが、きっと司くんは私に直接「それって…」と確認することもできずに、とりあえず行ったんだろうなって(笑)。そう思うとカワイイですね。

おバカで純情な男たち、それをやれやれといった様子で見守る女たち。それぞれの立場でキュンキュンしてほしい。