拡充された出産・子育て支援策

2023年5月末現在で、すでに拡充された出産・子育て支援策について確認しましょう。

出産・子育て応援給付金

2023年1月1日から始まった出産・子育て応援給付金は、妊娠・出産した女性を対象に合計10万円の現金またはクーポンを支給する制度です。

出産応援金として妊婦1人につき5万円、子育て応援金として新生児1人につき5万円が支給されます。

妊娠・子育て家庭への「伴走型相談支援」の一環として、自治体が妊娠時や低年齢の幼児がいる子育て家庭に定期的な面談等による支援と合わせて経済的支援として給付金を支給しています。

核家族が増えた現代社会で、孤立しがちな低年齢児がいる子育て家庭にとって、定期的な面談で心の支援と経済的支援が提供されるのは嬉しいですね。

出産育児一時金の増額

出産一時金とは、健康保険から女性が出産した際に一時金として受け取ることができる制度です。出産費用等の上昇も踏まえて、2023年4月から出産時に受け取れる出産育児一時金が現行の42万円から50万円に増額されました。

筆者が子ども3人を生んだ2012年~2018年の出産による入院でも、産院はすべて違いましたが3回ともに42万円では足りず、退院時に追加で費用を支払いました。

地域差もあるかと思いますが、筆者が利用した病院は神奈川県南部で特に豪華サービスがある産院ではないですが、42万円では入院費用をカバーしきれませんでした。

首都圏に住んでいる出産した複数人の友人に聞いても、一時金だけで入院費用がカバーできた友人はいませんでした。もともと一時金より高額な入院費用に対する一時金増額の意見や、ここ数年のインフレに伴う出産費用の上昇も重なり増額が決定されたのではないでしょうか。

入院費用を気にせず、安心して出産できるのは嬉しい制度拡充ですね。