1人目の子どもがある程度大きくなると訪れるのが「2人目はまだ?」攻撃。もともと作るつもりがない、欲しくて頑張っているけれどなかなか出来ないなど、子どもが1人しかいない理由はさまざまですが、子どもの問題はデリケートな問題だけあり、出来れば触れられたくない問題です。

近はデリケートな問題であることが認知されつつあるため、昔ほど大きなプレッシャーを感じなくなったという人もいますが、時代は変わっても、まだ無神経な発言をする人もいることから、大きなプレッシャーを感じている人もいます。

そのプレッシャーから抜け出すための方法はないだろうか。

そこで今回は、「2人目はまだ?」攻撃を経験したママ達に、どう乗り切ったのかを聞いてみました。

「2人目はまだ?」は2人目ハラスメント?

近頃はセクハラ、パワハラ、モラハラなど、ハラスメントと呼ばれるものをよく耳にするようになりました。発言したり行動した側は大したことないと思っていても、受け取る側が不愉快な思いをすれば、それは立派なハラスメントです。

「2人目はまだ?」というのも、ハラスメントの1つと言われ、「次は男の子だね~」「子どもは1人じゃ可愛そう」などといった発言も、相手が嫌な思いをした時点でハラスメントになります。

2人目ハラスメントは、親戚やママ友などから受けるイメージが強いですが、職場でも十分考えられ、例えば上司から「2人目を作るなら早めに言って。仕事内容を考えるから」などと言われた場合は、受け取る側が不愉快な思いをすれば、それは立派なハラスメントです。

何気ないひと言が相手を傷つけるということを皆が意識しなければなりません。

先輩ママに聞いた!「2人目はまだ?」攻撃を乗り切る方法

2人目ハラスメントを乗り切る方法は、何を言われても「気にしないこと」が一番ですが、そうは言っても気持ちとは裏腹に言われれば心のどこかで気になってしまうものです。

ではどうしたら2人目ハラスメントを回避できるのでしょうか。「2人目はまだ?」攻撃を経験したママ達に聞いてみました。

うちは1人と決めているから・・・

きっぱりと「うちは1人と決めているから」と発言をしてしまえば、何も言われなくなるというHさん。Hさんは男の子1人を育てるママですが、本心はもう1人欲しかったそうです。

2人目が欲しかったにも関わらずなかなか出来なかった時に、直接的にも間接的にも2人目を聞かれることが多かったためとても辛かったと言います。そんな時にとっさについた嘘が「うちは1人と決めているから」ですが、この言葉が自分を守ってくれたようです。

「うちは1人を大切に育てている」ということが周りにも伝わり、この発言をしてからは誰からも「2人目は?」と聞かれなくなったとHさんは言います。

あなたは2人も育てられて凄いわね。私はとてもじゃないけど無理だわ・・・

「2人も育てられて凄いわね」と相手を先に持ち上げ、「大変だから私には出来ないわ~」と、相手より下手に出るような発言をすれば「2人目は?」と聞かれなくなるというSさん。

尊敬します的な言い方をすれば相手の機嫌も良くなり、自分への話は遠のいていく傾向にあるようですが、そんなことを言っておいて、もし2人目が授かった時はどうすれば・・・と思うママもいるでしょう。

そんな時は「やっぱり私もあなたが羨ましくて2人目を・・・私もあなたみたいに頑張ろうと思えたわ」と言って、さらに相手を持ち上げるような言い方をすれば問題なし。

言い方1つで自分を守れることがあるんだと気づかされますね。