欲しいと思ってるんだけど・・・まだその時期じゃない

いずれは2人目をと考えているけれど、タイミングは今じゃないことを伝えると、きちんとした家族計画を持っている人だということが伝わり、それ以降は聞かれなくなるというYさん。

そんなことを言っておいて、万が一2人目が出来なくても、その時は「気が変わったのかな?」「出来なかったのかな?」と相手が勝手に想像してくれることが多く、Yさんも結果的に2人目は出来なかったようで、一人っ子になってしまったそうですが、2人目まだ攻撃は回避できたと言います。

子どものことは夫と話し合い、計画的に考えていることを毅然とした態度で伝えることが、2人目ハラスメントに合わないためのポイントだとYさんは言います。

経済的にうちは無理!サポートがないと無理!

フルタイム勤務で実家が遠く、親のサポートが受けられないEさんは、経済的に無理、他からのサポートがないと無理であることをハッキリと言えば、2人目ハラスメントには合わないと言います。

家庭の事情にズカズカと入り込んでくる人は少なく、経済的・家庭的事情を言われれば何も言えなくなるとEさんは言いますが、経済的に・・・と言うと見下されるのではないかと心配するママも多いでしょう。

そんな時は「うちは子どもだけではなく〇〇にもお金が掛かるから」というような言い方をすれば見下されることはなく、ちゃんとした資金計画も考えた上での決断なんだと相手を思わせることができます。

まとめ

このように、「2人目はまだ?」攻撃は、自分の態度や発言である程度は回避できることが分かります。

ある程度は自分を守るための嘘も必要ですが、大切なことはきちんとした自分の考えや真実を素直に相手に伝えること。素直な気持ちは相手に伝わりやすく、相手の心にも響くものです。

そして忘れてはならないことが、子どもは授かりものだということ。欲しい時に授からないという現実があるということを忘れず、自分の好奇心だけで無神経な発言をして、相手を傷つけてしまわないようにすることです。

みんなが相手を気遣い、常識的な行動をすれば2人目ハラスメントは防げます。みんなで意識していきたいですね。

ライター。不動産会社に10年ほど在籍し、賃貸営業、賃貸事務、売買仲介、売買仲介事務、不動産管理営業、不動産管理事務など幅広く経験。現在も不動産会社で勤務しており、おもに賃貸仲介をメインで活動中。好きな言葉は、「根拠のない自信はおおいに結構。それを裏づける努力をするべし」。二児の母でもある。