『劇場版 仮面ティーチャー』(絶賛公開中)の宣伝のため、全国各地でPR活動に精を出している仮面宣伝マン。都内でも様々なイベントに出没し、"課外授業"を繰り広げていた。今回はそんな都内で行われた活動をいくつかまとめて振り返ってみたい。

2月3日(月) 12:00 赤坂・日枝神社

仮面宣伝マンがこの日向かったのは、1月11日(土)に映画の大ヒットと旅の安全のための祈願祭を執り行っていただいた赤坂の日枝神社だ。そう、この日は「節分祭」。なんと、仮面宣伝マンも守屋健太郎監督と一緒に著名人の方々に混じって豆まき(節分祭追儺神事)に参加することになっていたのだ。

だが、前回の祈願祭のときもそうだったが、実際に豆まきが始まるまでには2時間ほどあるとあって、境内にはまだほんの少ししか人はいない。神殿から前にせり出す形で舞台が作られ、その舞台から正面の門に向かって紅白のロープが両側に張られている。豆まきに参加する人たちは、どうやらそのロープの中を通って檀上に上がるようだ。

 

撮影:熊谷仁男
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そこで門の正面に回ってみると、この日、登壇して豆まきをする著名人の名前を「本日の特別年役」として書いた紙が貼られていた。その著名人は次の通り(いずれも敬称略)。

清國勝雄(元伊勢ヶ濱親方)、増位山太志郎(元三保ヶ関親方)、琴欧洲関(佐渡ヶ嶽部屋)、琴勇樹(佐渡ヶ嶽部屋)、三宅義信(重量挙げ金メダリスト)、國井結花(上智大学ミスソフィア)。

いや~錚々たる顔ぶれだ。テレビのニュースでは毎年、著名人の方々が豆まきをしている様子が紹介されるが、実際に登壇した人はそんなにいないだろう。仮面宣伝マンもさぞかし、控室で緊張しているに違いない。そう思って楽屋を覗いてみると……そこには紋付き袴姿の仮面宣伝マンが。いつもとは全然違う出で立ちだけど、これはこれで似合っている。でも、七五三の子供のようにどこかソワソワと落ち着きがない。気持ちも高揚しているようだ。

 

撮影:熊谷仁男
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そうこうしているうちに豆まきの時間が近づいてきたが、外に出て驚いた。えっ、さっきまでまばらだった人の数が境内を埋め尽くすほどに膨れ上がっていた。中には学校の生徒と思われる団体もいる。でも、そうは言ってもこの日は月曜日。みんな仕事や学校は大丈夫なの?

そんな心配をしている間に、ついに正午になり、予想していた通り、紅白のロープの中を琴欧洲らの著名人が舞台に向かって進んでいく。あっ、守屋監督の姿も確認できた。だが、仮面宣伝マンはいない。けれど、そんなことよりも驚いたのは、著名人の方々が全員登壇した途端、張られていた紅白のロープが外され、埋め尽くしていた人たちがガ~っと一斉に舞台正面に駆け寄ったのだ。