Fairy Devices株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:藤野真人、以下「当社」)はメディア「紙と人」が主催するポケモンカードゲームの招待制自主大会であるKAMITOHITO INVITATIONAL 2024 (KHI2024)に協力し、ウェアラブルデバイスTHINKLETを提供します。KHI2024は日本人ポケモンカードプレイヤーがより世界で活躍することを目指して開催される大会です。招待された強豪プレイヤーが世界大会のレギュレーションに近い形で真剣勝負を行うことで、国内プレイヤーのさらなるレベルアップを目指しています。


今回提供するTHINKLETは当社が開発した首掛け型のウェアラブルデバイスで、広角カメラを搭載し、装着者の視野全体を撮影しリアルタイムに遠隔地に送信することができます。ハンズフリーで装着者の「体験」を遠隔地と共有することができるデバイスです。主に現場作業者の作業の記録や遠隔作業支援に用いられています。KHI2024では一部の参加プレイヤーの方々に装着していただき、映像を記録する予定です。

ポケモンカードゲームのようなトレーディングカードゲーム(TCG)では手元の情報が非常に重要になります。THINKLETで撮影された映像は、プレイヤーの振り返りや、観戦、YouTubeのような動画コンテンツの作成などさまざまな活用が期待でき、既に複数の参加プレイヤーの方々に試していただき好評を得ております。今回の機会を通して本デバイスがカードゲームの世界を大きく広げる一助になれば幸いです。

大会の詳細については以下のリンク先をご覧ください。
https://note.com/kamitohito/n/n79a7f1dfec19

■ THINKLETとは
THINKLETは、LTE / Wi-Fi 搭載のウェアラブルデバイスです。フェアリーデバイセズがこれまで培った AI 技術・ソフトウェア技術を最大限活かすことができるように独自に設計、人間の肩に乗って人間を助けてくれる「妖精(フェアリー)」のような AI を生み出したいという社名に込められた想いを体現するデバイスとして開発されました。THINKLET デバイスを利用した LINKLET サービスは、CES イノベーションアワード三冠を始め、各賞を受賞しています。

■ THINKLETの特徴
・ウェアラブルデバイスとしては世界初(※)となる5ch マイクアレイを内蔵しています。これにより装着者の音声をクリアに取得することが可能です。さらにフェアリーデバイセズのフロントエンド音声処理ライブラリであるXFEを組み合わせることにより、建設・保守現場やプラント等の高騒音環境下でもクリアな集音を実現し、高い音声認識性能を達成することができます。
・超広角カメラを搭載し、装着者の視野全体を撮影しリアルタイムに遠隔地に送信することができます。肩掛けの位置に装着されるため、視線カメラと比較して大幅に動画像が安定しており、ハンズフリーで装着者の「体験」を遠隔地と共有することができるようになります。
・AOSP(Android Open Source Project)ベースの独自OSである「Fairy OS」が動作しています。ハードウェア機能を制御するためのソフトウェアは SDK として提供されており、一般の Android 向けのアプリケーションを動作させることができます(一部技術的制約があります)。

より詳しいハードウェア仕様や購入については以下のリンク先をご覧ください。
https://mimi.fairydevices.jp/technology/device/thinklet/

● フェアリーデバイセズ株式会社について URL: https://www.fairydevices.jp/
フェアリーデバイセズ株式会社は、人類のあらゆる叡智を流通可能にするために、VUI(※a)・VPA(※b)関連技術や音声関連技術、クラウド基盤、それらの性能を活かすエッジデバイスの
開発を行っています。インターネットに存在しない現場情報を機械学習が可能な形でデータ化し、学習・解析を進めることで、最先端の応用研究を実装した業務ソリューションをソフトウェアからハードウェアまで一気通貫で現場に提供しています。
(※a)VUI:Voice User Interfaceの意味
(※b)VPA:Voice Personal Assistantの意味

※本プレスリリースに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。


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