やっぱり使えるスマホ!離れていても子どもとつながっている安心

IT社会に最も使えるのがスマホです。自宅に規定の機材を設置し、子どもにはスマートタグを身に着けさせるだけで、子どもの行動全てを監視できるようなサービスがあります。子どもからの呼び出しも可能で、親とすぐに繋がれることから、今注目されているサービスです。

子どもの外出や帰宅状況、またはお留守番中の玄関やその他窓の施錠状況などがスマホで確認でき、子どもが鍵をかけ忘れた場合もスマホを通して遠隔で操作できます。

またママだけではなく、パパや祖父母のスマホでも同時に監視できますから、より多くの目で監視できるのは安心ですね。

体験学習教材を利用して子どもと防犯について事前に学ぶ

大人からの声掛けでも、善意の声掛けなのか、不審な誘いなのかは子どもには分かりません。子どもが対応に迷ってしまうことを「防犯モラルジレンマ」と言うようですが、迷った時の対応を映像を通して体験し、学ぶことができる防犯教材があることをご存知でしょうか。

教材は年長さんから小学6年生まで年齢に応じたものとなっており、アニメーションの解説入りで、練習編と実践編があり、親子で一緒に学べるようになっています。

連れ去り犯罪は、大人の声掛けから始まるといっても過言ではありません。その声掛けへの迷いをなくし、自信を持って対応できるスキルを身に着けることはとても重要です。

子どもは「怪しい大人なのか、そうでないのか」の判断ができませんし、状況に応じたとっさの対応もできません。事前に学んでおくのとそうでないのとでは、その差は歴然です。

今回はワーママでもできる防犯対策についてご紹介しましたが、どの防犯対策が最適かについては子どもの行動範囲や性格、タイプにもよりますから、一概には言えません。そこは子どもを理解した上で親がきっちりと判断をし、しっかり対策をしたいものです。

そして今回、調べているうちに筆者が感じたことは、1つの防犯対策だけではなく2つ以上の防犯対策を取り入れることが効果的だということ。どんな防犯対策をしていても子どもが1日を通して1人になる時間をゼロにすることは難しく、より防犯効果を上げるためには子ども自身の防犯知識の習得やスキルも必要になります。

ですから、監視システムの導入と、親子で防犯スキルを得るなど、2つを取り入れることで安全安心度も上がりますから、是非試したいですね。

子どもが安全に過ごせる社会となることを願うばかりです。

ライター。不動産会社に10年ほど在籍し、賃貸営業、賃貸事務、売買仲介、売買仲介事務、不動産管理営業、不動産管理事務など幅広く経験。現在も不動産会社で勤務しており、おもに賃貸仲介をメインで活動中。好きな言葉は、「根拠のない自信はおおいに結構。それを裏づける努力をするべし」。二児の母でもある。