狙った男性をグイグイ攻める。肉食系女子はかなりわかりやすいですよね。
男性が言うには「肉食は系女子はあまりお見かけしない」そうですが、それは細かいところに気がつかない男性目線だから。女子から見れば押せ押せなところが一目瞭然、どこにでも一定数で存在しますが、どうやら男性は深く考えないようです。
そんな肉食系女子に属する「隠れ肉食系」をご存知でしょうか。
「男を狩る」という基本的な部分は一緒ですが、まず外見からして違います。スタンダードな肉食系はセクシーなファッションですが、隠れ肉食系女子は、女の子らしいファッションでコンサバ寄りです。
そしてなんと彼女たちは、肉系食男子を狩らずに、草食系男子を狩るのです。
肉食系男子は自分の得にはならないと知っているから、狩らないのです。肉食系男子はおつき合いをすると楽しいですが、浮気性で他の女性に目移りしてしまう性質。いつまでもお姫様扱いしてもらいたい(できれば永遠に)隠れ肉食系女子とは、合わないのです。彼女たちはそのために発達した嗅覚を駆使して、大好物の優しく穏やかな草食系を狩るのです。
意外にも隠れ肉食系女子はみなおとなしいです。
飲み会では黙ってにこにこと聞き手に回り、(これがもうポイント)相槌を大げさなくらい打ち、話を振られたら天然ボケのような回答をするか「そう思いますー」と肯定、全面的に相手を支持。しかし恋愛の話の時間になると、本領を発揮。
好きなタイプの男性の話になれば「私、手の大きな人が好き」「私、指の細い人が好き」と高度なテクニックの回答をする。
どこがテクニックかというと「誰にでも該当する」ところ。当然、男性陣はみんな「自分にもチャンスが……」と色めき立ちますよね。
「あ、俺指細い」「わーほんとだ」などとその場が盛り上がるような回答をし、「すごくほそーい」とさりげなく触ったりします。
こいつ、ハードル低いなと思わせるのです。
私も以前、よく隠れ肉食女子に出し抜かれました。飲み会やクラブで盛り上がってふと気づくと、目当ての男性と当人がいないのです。探してみるとお店のすみや扉の外でイチャイチャしていました。
「いつのまに?」ですよね。
最終的には「知らなーい。だって勝手に●●くんが」と相手のせいに。アッパレです。