健康飲料の新トレンドとして注目を集めている「アーモンドミルク」。
アメリカでは牛乳の代替飲料として豆乳市場を抜く存在となっており、アーモンドは美容、健康、ダイエットに効く成分をたっぷり含むバランスフードとして日常生活に浸透しつつあります。

“若く”“美しく”“スマート”でいたい、現代女性の3大願望を叶える成分や「アーモンドミルク」注目の秘密を探ってみました。
 

超スーパーフード! アーモンドに秘められたパワー

3種類以上の栄養素を含有し、人間の営みやエネルギー生産に有効な天然食材のことを「スーパーフード」と言います。
アーモンドは、オレイン酸、食物繊維、ビタミンE、ビタミンB2、カルシウム、マグネシウムという6種の栄養素が優れている“超スーパーフード”と言えるそうです。ベスト・オブ・バランスフードと呼ばれるアーモンドの栄養素は以下のとおりです。

●オレイン酸
悪玉コレステロールを減らし善玉コレステロールをそのままに保つ優れもの。オリーブ油がオレイン酸を多く含むとして有名ですが、アーモンド油のほうが含有量は上です。

●食物繊維
大腸の働きを促し便秘予防にいいとされ、美容やダイエットに効果的と言われる食物繊維も、ごぼうの2倍の量が含まれています。

●ビタミンE
ビタミンEは老化やがんの予防に効果的。アーモンドの健康成分の特徴とも言え、「ビタミンEの宝庫」と称されるアボカドの約10倍も含まれます。

●ビタミンB2
肌トラブルを防ぎ「美容のビタミン」とも言われるビタミンB2。優良食材とされる納豆や卵よりも含有量が上なのがアーモンドなのです。

●カルシウム
骨を丈夫にするとされるカルシウムと言えば牛乳のイメージが強いですが、アーモンドにはなんと牛乳の2倍以上のカルシウムが含まれています。

●マグネシウム
カルシウムが骨や歯をつくるためには、一定の割合でマグネシウムが含まれている必要があります。アーモンドにはマグネシウムの含有量もばっちりです。