第5位 ぐんまフラワーパーク「妖精たちの楽園」

妖精たちの楽園をテーマにしたプロジェクションマッピングと、100万球のLEDが園内を彩る。パークタワーからは関東一円の夜景も見ることができる。

受賞者「夜になると花の妖精が現れて、園内を飛び回ります。花をテーマにした施設を、花のない時期にどう楽しんでいただけるかということで企画しました。至るところに妖精が現れるよう、今年もさらにバージョンアップされるつもりです」

丸々氏「パークタワーに妖精のオブジェが光と音とともに舞い上がる演出が斬新。従来のイルミネーションは横に動くものなんですが、こちらのように下から上に動くのは他の施設では見られません」

2014年開催情報
期間 11月1日(土)~2015年1月12日(月・祝)
場所 群馬 ぐんまフラワーパーク
 

第4位 ユニバーサル・ワンダー・クリスマス ※受賞者欠席

ギネス認定・電飾最多数の「世界一のツリー」、世界最高峰の称号を得たショー「天使のくれた奇跡II」など、見どころたっぷり。

2014年開催情報
期間 11月14日(金)~2015年1月6日(火)
場所 大阪 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
 

第3位 大阪・光の饗宴

光のシンボルロード「御堂筋イルミネーション」、水辺に広がる光のアートフェスティバル「OSAKA光のルネサンス」を中心に、さまざまな光が大阪にあふれる。

受賞者「中之島や御堂筋で別々に開催されていたイベントを昨年から一つにまとめ、そこに市内各所のイベントが加わりました。御堂筋は昨年の2kmから3kmになり、世界最長の光のロードとしてギネスにチャレンジしています。
フランス・リヨンの『リュミエール祭』を目指していることもあって、そちらに参加しているアーティストの方をお呼びして、本格的なアートをお見せしたいと思っています」

丸々氏「OSAKA光のルネサンスでは、最近では有名になったプロジェクションマッピングに以前から取り組んでいました。リヨンは光で観光を活性化させることに成功した世界的な事例ですが、こちらとも早くからコネクトを取っていたことも見逃せません」

2014年開催情報
期間 12月1日(月)~2015年1月18日(日)
場所 大阪 大阪周辺10エリア
 

第2位 東京ドイツ村 ウィンターイルミネーション

今年で9回目となるが、毎回テーマを変え、今年は「シャングリラ」。約200万個の電球を使って、昼の園内とは全く違った世界を演出する。

受賞者「家族みんなで楽しめるイルミネーションを意識していますが、今年は中に入ると分からないけど、遠くから見ると分かる『飛び出す絵本』のようなものも用意しています。皆さんに笑顔で帰っていただこうという思いで作っていますので、是非お越しください」

丸々氏「香りの出るシャボン玉の演出であったり、五感で楽しめるところがドイツ村のオリジナリティ。『あしかがフラワーパーク』『江の島 湘南の宝石』と並んで、関東三大イルミネーションに認定されています」

2014年開催情報
期間 11月8日(土)~2015年3月31日(火)
場所 千葉 東京ドイツ村
 

第1位 ハウステンボス「光の王国」

'10年のスタート以来、進化を続けてきた世界最大級の輝き「光の王国」が、ついに1100万個を超えるイルミネーションを実現!

受賞者「昨年は1000万球でしたが、今年は100万球以上増やしたイルミネーションで皆さまをお迎えします。目玉は日本初の運河イルミネーションショー。クルーザーを園内の運河に走らせて、光と噴水のイルミネーションを展開します」

丸々氏「水中照明を使った光の運河は風速も計算しながら、噴水の高さも変えたりと、細かいところまで考えられているとのこと。日本初と一言で言うのは簡単ですが、その裏にはさまざまな努力があることが分かります。私も早く見たいなと思います」

2014年開催情報
期間 10月31日(金)~2015年4月13日(月)
場所 長崎 ハウステンボス


イルミネーション部門に同率1位が並ぶ激戦となった今回のイルミネーションアワード。どこも他の施設以上、昨年以上とバージョンアップを目指していることが伝わる授賞式となった。地元や帰省先の施設はもちろん、この冬の旅行計画の一環に、各地のイルミネーションめぐりも考えてみては?

あおき・こうじ ライター。書店員を経て、'91年より『TVぴあ』記者を務め、現在は数々の雑誌やWEB媒体で執筆中。専門ジャンルはアイドル、テレビ(主にドラマ)を中心に、エンタメ全般。TBS系『噂のCMガール』のクイズコーナーで優勝したほか、フジテレビ721(現・フジテレビONE)『アイドル総研efe』、フジ系『放送禁止2』など、テレビ出演も。