甘いものも食べたし、さあ、次はどうしよう?

あたりはまだ明るいし、夜景を楽しむにはまだ少し時間がある。すると「この先に穴場の夜景ポイントがあるらしい」という情報が。

それで誘われるままに歩いていくと、観光客があまりいなくなったところで、いい感じにひなびた料理屋さん「寛裕美茶屋・山水客」が出現。小龍包もスイーツも食べたけど、まだお腹に余裕もあったので、ここにも迷わずお邪魔しちゃいました。

 

  

小さな門をくぐって中に入ると、建物の前の中庭にオープンテラス席があり、確かにそこからの夜景は壮観。

 

「寛裕美茶屋・山水客」からの夜景
  

あたりも程よく暗くなってきたので、里芋の葉の炒め物や茶葉の入った炒り玉子焼き、原住民の鶏唐揚げなど、ここでしか食べられないちょっと変わった料理に舌鼓を打ちながら、眼下に広かる台北の夜景を存分に楽しむことができました。

 

里芋の葉の炒め物、茶葉の入った炒り玉子焼きなど珍しい料理が並ぶ
 
  
この時期の台北は朝晩が冷え込む。薬膳スープで体を温める
 
原住民の鶏唐揚げ
 台北市文山區指南路3段40巷
 PHONE (02)-22341239

 

台湾と言えば夜市でしょ!

夜はまだまだこれから。台北に来たからにはやっぱり夜市にも行かなくちゃ! とバスで一気に山を下り、「臨江街観光夜市」へ。眠らない街らしく、こんな時間でもアジアらしい熱気を感じます。

 

「臨江街観光夜市」入口
  

屋台の食べ物はどれも美味しそうで、さんざん食べたはずなのに、あれもこれもと歩きまわる私。そこでせっかくだからと、仙草という植物を煎じたお汁粉のような甘い温かスイーツ“焼仙草”(夏は冷たいゼリー状のものも人気)とマンゴーかき氷をシェア。日本ではあまり見かけないけど、優しい味でお気に入りにランクイン!

 

  

 

焼仙草
  
マンゴーかき氷

 

その後も「十全排骨」で“魯肉飯”(ルーロー飯/醤油と砂糖で煮込んだ豚バラ肉のそぼろかれご飯)を、35年間老舗の味を守り続けている「台南意麺」で乾意麺(ソースにからめて食べる汁なし麺)と湯意麺(汁に浸した麺)までシェアして食べまくり、今度こそお腹いっぱいに。

 

深夜まで賑わう「十全排骨」
  
35年続く老舗、「台南意麺」
  
「乾意麺」と「湯意麺」。各168円(45元)というジュース並の安さ。
  

それぞれが少量だし、台湾の人は基本、みんな優しく、どの店もふたりでシェアして食べることに対してイヤな顔をしないのが嬉しい。お財布にも優しいから助かります。

●十全排骨
大安区大安区通化街62号
02-2708-8811

老店頭台南意麺
台北市大安区通化街65号