あれば役立つ、お助けアイテム編

次は、必ずしも必携ではないけれどあると便利なものや、子どものタイプによっては必要なものを7種紹介します。

オモチャ・絵本

  • 「遠出のときは、交通機関で子どもが退屈したとき、騒ぎそうになったときの対策として、赤ちゃんのときはガラガラなどの小さなオモチャ、少し大きくなってからはパズルやトランプ、絵本などを持って行っていました」

乗り物に乗っている時間が長いときや、人が多い場所に行くときには、たしかにあった方がいいアイテムです。

お絵描きセット

  • 「ママ友とランチやお茶をするときの必須アイテム。何もないとお店の中を走り回って大変なのですが、細長い缶に入った色鉛筆と落書き帳を持って行くと、1時間くらいずっと集中して絵を描いていてくれるので、ゆったりと会話を楽しめます」

最近の100円ショップには、画材が豊富に揃っています。子どもがお絵描き好きなら、携帯にピッタリのコンパクトな色鉛筆やクレヨンのセットを手に入れておきたいですね。

ぬいぐるみ

  • 「長女が生まれてすぐ、親戚から、全長30cmくらいのディズニーのキャラクター『デイジーダック』のぬいぐるみをもらって、物心ついてからはいつもいっしょに寝ていました。3歳くらいでおばあちゃんちへ泊まりに行ったとき、これを置いて行ったら、寝つけなくて一晩中ぐずることに……。

    最低限の荷物だけでもかなりの量なのに、その上30cmのぬいぐるみを持って行くのはさすがに大変なので、その後、ふた回りくらい小さい小デイジーを購入し、泊まりの旅行のときには帯同させていました」

旅行には必ず娘のお気に入りのぬいぐるみを持って行くというママは、他にもいました。女の子がいる家庭では、「あるある」なエピソードのようですね。

大きなぬいぐるみの持ち運びに苦労しているなら、上記のコメントをくれたママのように、同じキャラクターのミニサイズを買い直すのといいかも。

シューズクリップ

  • 「うちの子は外出先で靴を脱ぎたがるのですが、その靴で片手が塞がるのが煩わしかったので購入してみました」

シューズクリップとは、子どもの靴をベビーカーやバッグにクリップでぶら下げておける便利グッズのこと。100円ショップでも販売されているそうなので、同じ悩みを持つママは探してみては?

ウェットティッシュ

キレイ好きなママは、ハンカチやティッシュのほかに、子どもの手や口周りを拭くためのウェットティッシュも携帯。外出先でテーブルなどの気になる部分をさっと拭くのに、アルコール入りの除菌タイプのウェットティッシュを持ち歩くというママもいました。

一方で、「用途によって、濡らしたティッシュやおしり拭きシートでも代用できるから持って行かない」というウェットティッシュ不要派も少なくありませんでした。

フリーザーバッグ

用途はレジ袋とほぼ同じですが、ゴミや脱いだ服を入れるために、密封できるタイプのチャックの付いたビニール袋、フリーザーバッグを愛用しているママも複数いました。

フリーザーバッグ派のママによると、「濡れたものを入れることがあるので、ジッパー付きが便利なんです」とのこと。レジ袋とフリーザーバッグの両方を携帯するというママも。

ペット用のトイレシート

これは、オムツ替えのときに赤ちゃんのお尻の下に敷いて使うのだとか。

オムツ交換台が汚い場合や子どもがちょっと服を漏らしてしまっている場合に、どちらも汚すことなくオムツ交換できて、汚れたらポイッと捨てられるのがいいそうです。

以上、ないと困る必需品と、あると便利なお助けアイテム、計14種の持ち物を紹介しました。

これらのほかに、冬ならブランケットなどの防寒具、夏場なら日焼け止めや帽子などの日よけアイテムといった季節に応じて必要になるアイテムもあります。遠出や旅行の場合は、保険証や母子手帳も携帯した方がいいでしょう。

乳幼児とのおでかけを楽しむためには、万全な準備が大切。赤ちゃんとのおでかけにちょっと不安を感じている新米ママ・パパや、毎回持ち物に悩んでしまう人は、ママたちの声を参考にしてみてくださいね。

京都在住ライター。私大文学部を卒業し、会社勤めを経てフリーライターに。東京都内で活動した後に、京都市左京区に引っ越し出産。その後は京都で子育てをしながらライター業を続ける。インタビュー・取材記事をはじめ、カルチャー、ヘルスケア、生活などのジャンルで幅広く執筆。