「VALUESTAR」の春モデル

NECは2月14日、デスクトップPC「VALUESTAR」の春モデルとして、「VALUESTAR W」「VALUESTAR N」「VALUESTAR L」の3シリーズ16機種を2月16日に発売すると発表した。

「VALUESTAR W」シリーズ全機種と、「VN470/GS」以外の「VALUESTAR N」シリーズは、AV機能とスマートフォンとの連携機能を強化した。新たに録画番組をAndroidスマートフォンや携帯電話に書き出す「外でもVIDEO」を搭載。2番組同時録画中でも、「外でもVIDEO」用の動画ファイルを保存できる。

保存した動画ファイルは、専用メニューからワンクリックでスマートフォンに移して持ち出すことができる。「外でもVIDEO」の画質は、ワンセグ(320×180ドット)、SD(640×360ドット)から選択できる。

新たに、テレビの視聴・録画とTwitterの連携機能「SmartVisionつぶやきプラス」を搭載。テレビ画面にTwitter専用のウインドウを起動し、放送中の番組に関連したつぶやきを自動的に表示するほか、「SmartVision」上から直接つぶやきを投稿できる。

番組の録画とともに放送時のつぶやきも保存する「Twitter録画視聴」、日頃使っているスマートフォンや携帯電話のTwitterアプリで、外出先からでも簡単に録画予約ができる「Twitterリモート録画予約」、家族や知人がDMで送ってきたおすすめ番組を一覧表示し、そこから録画予約ができる「Twitterおすすめ予約」などの機能を備える。

●23型ワイドのフルHD液晶を搭載した本格AVPC「VALUESTAR W」シリーズ

「VALUESTAR W」シリーズは、23型ワイドのフルHD液晶を搭載するAVPC。地上/BS/110度CSデジタルチューナーを2基備え、2番組の同時録画が可能。長時間録画機能は、従来の12倍からフルHD解像度で16倍(地デジは11倍相当)の長時間録画が可能。

ウーファーを備えたヤマハサラウンドシステムを搭載し、臨場感溢れる音を体感できる。CPUはCore i7 2670QM。実勢価格は、偏光板方式の3Dディスプレイを採用する「VW970/GS」が24万円前後、「VW770/GS」が22万円前後の見込み。

●液晶一体型のスリムモデル「VALUESTAR N」シリーズ

液晶一体型の「VALUESTAR N」シリーズは、全モデルに2TBのHDD、ヤマハのサウンドシステムを搭載。「VN790/GS」「VN770/GS」「VN570/GS」は、21.5型のフルHD液晶、デジタル3波対応のダブルチューナー、BDドライブを備える。

実勢価格は、偏光板方式の3Dディスプレイを採用し、Core i7 2670QM、8GBのメモリを備える3D対応モデル「VN790/GS」が21万5000円前後、Core i7 2670QM、8GBのメモリを備える「VN770/GS」が20万円前後、Core i3 2350Mと4GBのメモリを備える「VN570/GS」が17万5000円前後。

エントリモデルの「VN470/GS」は、20型ワイド液晶とDVDドライブを搭載。地上デジタルチューナーを2基内蔵する。CPUはCeleron B815で、実勢価格は13万5000円前後の見込み。

●スリムタワーのお手頃モデル「VALUESTAR L」シリーズ

「VALUESTAR L」シリーズには、エントリモデルの「VL150/GS」を追加する。ノングレアの19型ワイド液晶ディスプレイを付属。CPUにCore i3-2120を採用し、2GBのメモリ、500GBのHDD、DVDドライブを備える。

初心者向けのソフトとして、PCの基本が学べる「パソコンのいろは4」、Microsoft Officeの使い方がわかる「パソコンのいろは4 Office2010編」などをプリインストールする。実勢価格は10万5000円前後の見込み。