【文房具】素朴でニッチな「非第一世界文具」って何?

日本は世界各国の文房具を容易に買うことができる珍しい国。中でも今回注目したのは、ロシア・タイ・ブラジル・メキシコ・チェコなどの「非第一世界」の文具たち。不思議な魅力の文具を紹介します。

ここにちょっと珍しい文具を並べてみました。なにが珍しいかと言いますと、それらが生産・販売されている地域なのです。ロシア・タイ・ブラジル・メキシコ・チェコなど。


ロシア・タイ・ブラジル・メキシコ・チェコなどの文房具たち。

せっかくなので、私はこの製品達を上手い言葉でカテゴライズしてみようと考えました。しばらく思い悩んだ末、こんな言葉を作ってみました。「非第一世界文具」。(堅い言葉で申し訳ないです。)要は、日本でも欧米でもない地域で作られた文具。ということです。

お時間あればウェブで「第一世界」と検索してみてください。ウィキペディアにそこそこの解説が出てくるでしょう。第一世界とか第二世界あるいは第三世界という言葉は東西冷戦時代に生まれたものだそうで、「第一世界」が指す地域はアメリカ合衆国・旧西ヨーロッパ地域・オーストラリアなど。日本もそこに含まれます。ですから「非第一世界」と言うと、さきほどの製品群がちょうどカバーされるというわけなのです。


タイの封筒。ふちどりの色彩とタイ語の組合わせがイイ感じ。

日本は世界各国の文房具を比較的容易に買うことができる珍しい国であることをご存じですか? 東京や大阪を2時間ほど巡れば、アメリカ・ドイツ・フランス・イギリス・イタリア・スイスなど、各国の有名どころの筆記具や紙製品・雑貨類のかなりを手にすることができます。

これは、日本の専門店や百貨店のバイヤー、あるいは輸入商社が長年に渡って各国からの製品を買い付け、仕入れのルートを確立させた成果。古くはイギリスやドイツあたりから。1970~1980年代はアメリカの文具が大量にやってきましたし、最近はヨーロッパ各地からの比較的高価な製品が豊富に揃います。いずれも「第一世界」の国々。これらの国の製品が日本にやってくる理由はデザインや品質・ブランドを評価されてのもの、または現地での大量生産を背景にしてのものでしょう。


ロシアのノートと定規。ロシア語の印刷に「違い」を感じる。

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