MDV for Photoシリーズ

マウスコンピューターは、写真家用デスクトップPC「MDV for Photoシリーズ」をリニューアルし、7月15日に同社のウェブページと電話通販で発売する。

「MDV for Photoシリーズ」は、デジタルカメラライフを快適に送れるよう、PCメーカーならではの目線で開発したデスクトップCP。今回、場ニーズや「CP+2015」会場でのアンケートを元に、価格や本体構成をリニューアルした。

ミドルスペックの「MDV-iZ5020シリーズ」、ハイスペックの「MDV-GZ7020シリーズ」、ハイエンドスペックの「MDV-QX7020シリーズ」の3モデルを用意。いずれのモデルも、高速なデータ転送を可能にするUSB3.0対応カードリーダー、上限のない保存領域を確保できる3.5インチHDDリムーバブルベイ、容量無制限のオンラインバックアップサービス「AOSBOX Cool」の90日間無料版が付属する。

なお、従来モデルでは付属していた「Adobe Photoshop Lightroom 5」は付属せず、BTOで「Adobe Photoshop Lightroom 6」や「Adobe Photoshop Elements 13 & Adobe Premiere Elements 13」が選べる。

ミドルスペックの「MDV-iZ5020シリーズ」は、2000万画素クラスのデータや、簡単な加工/現像を行うユーザー向けで、「MDV-iZ5020B-DP」と「MDV-iZ5020S-DP」の2モデルを用意する。

どちらのモデルも、CPUにインテルCore i5-4460を採用し、8GBのメモリ、DVDスーパーマルチドライブを搭載する。インターフェースは、USB3.0×5、USB2.0×2、マルチカードリーダー、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T準拠の有線LANポートなどを備える。OSはWindows 8.1 Update 64ビット。

「MDV-iZ5020B-DP」は、120GBのSSDと1TBのHDDを搭載する。税別価格は9万9000円で、ディスプレイ/プリンタセットの税別価格は32万9000円。「MDV-iZ5020S-DP」は、240GBのSSDと2TBのHDDを搭載する。税別価格は10万9000円。

「MDV-GZ7020シリーズ」は、2000~3000万画素クラスのデータや、フラフィックスの支援が必要なユーザー向けで、「MDV-GZ7020B-DP」と「MDV-GZ7020S-DP」の2モデルを用意する。

どちらのモデルも、CPUにインテルCore i7-4790Kを採用し、DVDスーパーマルチドライブを搭載する。インターフェースは、USB3.0×5、USB2.0×2、マルチカードリーダー、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T準拠の有線LANポートなどを備える。

「MDV-GZ7020B-DP」は、グラフィックスにNVIDIA GeForce GTX 750を採用し、16GBのメモリ、120GBのSSDと2TBのHDDを搭載する。OSはWindows 8.1 Update 64ビット。税別価格は15万9000円で、ディスプレイ/プリンタセットの税別価格は38万9000円。

「MDV-GZ7020S-DP」は、グラフィックスにNVIDIA GeForce GTX 960を採用し、32GBのメモリ、240GBのSSDと3TBのHDDを搭載する。OSはWindows 8.1 Pro Update 64ビット。税別価格は19万9000円。

「MDV-QX7020シリーズ」は、3000~5000万画素クラスのデータや、大量の現像処理が必要なユーザー向けで、「MDV-QX7020B-DP」と「MDV-QX7020S-DP」の2モデルを用意する。

どちらのモデルも、CPUにインテルCore i7-5820K、グラフィックスにNVIDIA Quadro K620を採用し、BD(ブルーレイディスク)ドライブを搭載する。インターフェースはUSB3.0×9、USB2.0×2、マルチカードリーダー、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T準拠の有線LANポートなどを備える。OSはWindows 8.1 Update 64ビット。

「MDV-QX7020B-DP」は、16GBのメモリ、240GBのSSDと2TBのHDDを搭載する。税別価格は21万9000円で、ディスプレイ/プリンタセットの税別価格は44万9000円。「MDV-QX7020S-DP」は、32GBのメモリ、400GBのSSDと3TBのHDDを搭載する。税別価格は28万9000円。

なお、いずれの機種もBTOによりカスタマイズができ、Windows 10へ無償でアップグレードできる。また、Windows 7 Home Premiumプレインストールモデルも用意する。さらに、BTOでダウンロード権付属のWindows 7 Professionalへの変更も可能で、Windows 8.1ダウンロード権を使って任意のタイミングでWindows 8.1へアップグレードすることもできる。