モーツァルト役のムン・ソンイル 
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モーツァルト役 ムン・ソンイル
「サリエルに刺激を与える役割として存在しなければ」

モーツァルト役のムン・ソンイルは、ミュージカル俳優としてのデビューは'11年の『春のめざめ』と、日は浅いものの、少年時代から演技活動をしていただけあって、『女神様が見ている』『スリル・ミー』などの話題作に次々起用されている。

本作では、サリエルの邪心には気づかず、彼に助言さえ求める無邪気な天才を生き生きと演じた。

「モーツァルトについては、これまで多くの錚々たる方々が演じられた役なので、自分にできるのだろうかというプレッシャーがありました。でも、一度は挑戦してみたい作品だったので出演を決めました。周りからは『君の普段の性格からしたら、無理なく演じられるだろう』と言われました(笑)。

それに、この作品はサリエルが中心となって展開します。僕が登場するシーンはそれほど多くありません。『その中で僕ができることは何だろう?』と考え、サリエルに刺激を与える役割として存在しなければと思いました。モーツァルトは明るいけれど、内面の深いところに孤独を抱えていて、自由奔放な言動はそれを隠すための彼なりの方法だったのでしょう」

 両親の仕事の関係で日本で生まれたという経歴の持ち主でもある。

「小学校低学年まで過ごしたので、ある程度日本語を覚えていますし、日本での思い出も心に残っています。たまに日本のファンの方々がいらっしゃってくださるのが、とてもありがたいです。

今回の『サリエル』という作品にはファンタジー的な要素があり、特に“ジェラス”という虚構の人物が登場し、モーツァルトとともにサリエルを支え、それぞれの俳優が説得力のある演技を見せていると思います。音楽的にも美術的にもシンプルですし、誇張されたところがなく洗練されています。そんな部分にも注目していただければうれしいですね」

魅力溢れる彼らが繰り広げる、非日常的でありながら普遍的な人間ドラマともなっている『サリエル』。この貴重な機会に、その世界を堪能してほしい。

「韓流ぴあ Presents K ミュージカルシネマ『サリエル』記録上映会」は、7月29日(水)・8月2日(日)に大阪・シネマート心斎橋、8月5日(水)・9日(日)に東京・シネマート新宿にて上映。

本物の韓国ミュージカルを映画館で体験しよう!
韓流ぴあ Presents K ミュージカルシネマ『サリエル』記録上映会(日本語字幕付き)

〈大阪〉シネマート心斎橋
2015年7月29日(水) 10時/12時15分
2015年8月2日(日) 10時
Pコード:554-308

〈東京〉シネマート新宿
2015年8月5日(水) 10時
2015年8月9日(日) 14時45分
Pコード:554-309

http://pia.jp/t/kmusical/(PC・モバイル共通)
主催:韓流ぴあ
問い合わせ:チケットぴあインフォメーション 0570-02-9111(10:00~18:00)

ミュージカル『サリエル』
1791年、オーストリア・ウィーン。天才音楽家モーツァルトの登場で深い苦悩の淵に陥る偉大な宮廷音楽家アントニオ・サリエルのドラマティックな生涯をテーマにした作品。サリエルを軸としながら、モーツァルト、謎の男ジェラスを加えた3人の数奇な物語を通して、人間の本質的な感情をリアルに描き出し、見ごたえ十分。特に、3人の愛憎が交錯するクライマックスは圧倒的な興奮と感動を呼び起こす! 初演は2014年7月。

 

 

HJ CULTURE
2011年に創立。創作ミュージカルの『シャーロック・ホームズ』をはじめ、『フィンセント・ファン・ゴッホ』、『サリエル』、『ファリネッリ』など、誰もが普遍的な感性で理解できる作品を制作。昨年、代表のハン・スンウォン氏は韓国公演プロデューサー協会の「2014今年のプロデューサー賞」を受賞。

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 『サリエル』のCM動画をどうぞ!

 

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