天真爛漫だがイタイ

人の話を聞かない天然系は、若ければ許されますが年齢を重ねていくとつらいかも。天然が許されるのは20代前半までと言うところでしょうか。教養がなく見えるところも難点です。見ている分には面白いけれど、恋人向きではないのかもしれません。

リアルに妹がいる

彼に妹がいるので、妹キャラと付き合う考えがない。「お兄ちゃん」と呼ばれたので単に妹として扱っているということも。

妹というより子ども

あまりにも精神年齢が低すぎるため、自分の娘のように思っているケース。お父さんに甘える娘のようにしか思えない。これは重症かもしれません。二人の年齢差が大きいときに陥ることが多いようです。

彼の恋人になりたい場合は、妹キャラは早く封印したほうが得策です。
最初のうちに、ときおり「お兄ちゃん」と呼んでドキッとさせるくらいがちょうどよく、「お兄ちゃーん」「おお妹よ!」とだんだんネタのようになってしまうと、恋に発展しなくなってしまいます。

とはいうものの、妹キャラで懐に入り込んで見事お兄ちゃんキャラでいた彼をゲットした女性はいます。出会った当時は、“妹”を前面に押し出し安心させてそばにいるポジションを得る。二人きりになる機会が多くなると、ひとりの女性としてそばにいるようになったなど、妹キャラのイメージがまだ薄いうちに、とっとと脱却したと思われます。妹キャラとお姉さんキャラの二刀流なら最強かもしれませんね。

兄妹設定の二人が恋人になるには、やはり妹キャラをスッパリやめるべき。そういうシチュエーションに萌える男性ならいいのですが、ほとんどの男性はそうではないので少しずつ妹キャラを封印して、ファッションもシフトチェンジ。

「あれ?こんなに女っぽかったっけ?おしとやかだっけ?」と予想外の雰囲気を出すといいでしょう。ドキドキさせる・脱却できるかがカギ。意外性がなくなってしまうので、くれぐれも「今日から妹キャラ封印です」と宣言はしないこと。予想外のことに人間は強く関心を持つものです。

やはり知らず知らずのうちに「あれ?こんなに大人っぽかったっけ?」と思わせることが重要でしょう。

たえなかすず:歌人。短歌を詠むことが好き。ブラブラとOL時代を送ったあと結婚し、二人の娘の母になった恋愛コラムニスト。他恋愛サイトでも連載中。昭和マニアなのでいつも昔に思いをはせています。恋愛の話と面白いネタに食いつきます。趣味は映画観賞とマラソン。