最後はもちろん、『圧倒的なスタイル』。フロアがラインダンスで埋め尽くされたのもすごかったですが、3人のラインダンスが、とても心を揺さぶりました。以前、雑誌「ウレぴあ」のインタビューで、Meguちゃんが「Negiccoが私にとって青春なんです」と語ってくれましたが、まさしくその通り、ここに3人の青春が思いっきり輝いているんです。本当に心からの笑顔で、初のフルハウスとなるワンマンライブを締めくくってくれました。本当に本当にお疲れ様!でも、これは武道館へ続くスタート地点に過ぎないのも確か!ここからどう上っていけるかが大事ですよね。MCでは、Nao☆ちゃんが「もう落ちたくない!アイドルブームなくなったらなくなるでしょ!その前にドカンと行きたいんですよ!」と語ってましたが、まさしくその通り。大きなたまねぎの下で、無数の長ネギを振りまくるその日まで!


  

  

  

  

最後には、これまで楽曲の面で支えてくれたconnieさん、そして、T-Paletteレーベルへの移籍によって、大きな飛躍のきっかけとなった、タワーレコード社長の嶺脇さんに感謝のコール。さらには掟ポルシェ氏、吉田豪氏にもコールが捧げられ、その場にいる全員が、Negiccoの今後の飛躍を支えるという思いを新たにいたしました。もうねぇ、3人がステージを去るのが惜しい、というのがこちらにも伝わってくるんですよね。何度も戻ってきてステージ上からハイタッチしたりして。2011年のワンマンライブでは、ライブ後に路上でハイタッチしましたっけ。なんだか、遠い昔のような、じわっとあったかい気持ちになります…。でも、何度も言いますが、これはスタート地点ですよね。


  

  

  

このワンマンライブを見ながら、自分が思い出していたのは、2007年7月、Perfumeが代官山UNITで開催したワンマンライブ「彦星募集中」でした。2days開催して、両日即完でしたが(もちろん両方行きました)、今回のVISIONとそれほどキャパシティに大差はないと思います。また、「彦星募集中」にも、Perfumeメンバーそれぞれのカラオケコーナーという、今では考えられないような出し物があったのも、今回のNegiccoワンマンと似ています。さらにさらに、PerfumeがNHKのエコCMに『ポリリズム』が選ばれ、Negiccoがめちゃイケエンディングに『圧倒的なスタイル』が選ばれるという、タイミング的な近似も感じました。そう、東京ドーム公演を成功させ、海外進出をしようとするPerfumeも、つい数年前まではすぐ近くで見られるグループ、いやいや、全然握手出来るグループだったんですから。Perfumeを目標として常に意識しているNegiccoが、彼女達の背中を追いかけているのは間違いないと思います。このワンマンライブは、武道館が夢ではなくなった日ではないでしょうか。

でも、本当に何度も言いますが、ここからなんです。3月17日のワンマンライブを、さらに超えた内容と、さらに多くの人に一体感を感じてもらう仕掛けが、今後は必要になるでしょう。そういう意味では、今回のワンマンライブをもって、Negiccoの新章が始まった、とも言えると思います。一ファンとしても、期待と不安は双方大きいです。でも、出来ることなら、3人が今回のような満面の笑顔を見せてくれるライブが、1回でも多く出来たら、と思ってます。何よりそれがNegiccoの魅力じゃないですか!最後に大笑いしていないNegiccoは、Negiccoらしくないですよ。これからも3人の満面の笑顔が見れるのを、期待しています!いやはや長くなりましたが、Negiccoワンマンライブレポ、以上です!

1977年生まれ。埼玉県出身。ライター/ブロガー。2004年からブログ「鈴木妄想なんじゃもん」を開始。日本各地・アジア各国のアイドルシーンやサブカルチャー/ポップカルチャーについて独自の視点で語り続ける。著作に「新大久保とK-POP」(マイナビ出版)。

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