というわけで、写真を見ていただければおわかりのごとく、いやはや、本当にぶっ飛ばしてくれました。ともかくこのグループはダンスのシンクロ率が気持ちいい!年齢もキャリアも出自もバラバラなんですが、ダンスとフォーメーションを出来る限り綺麗に見せていこう、という意志が見受けられます。そしてそれが、窮屈な印象ではなくて、ものすごくはつらつとパフォーマンスしてくれるから、見ていて気持ちいいんですよね。全体的に表情がいいのは、ミュージカル出身のメンバーが多いからでしょうか?ローカルな意志を持っていながら、しかし普遍的な魅力を持っている、という、まさしくグローカルな存在と言えるかもしれません。

 

ライブ終了後には、イベントの看板前で栃木名産スイーツをハイどうぞ!このご当地感としっかりしたパフォーマンスの同居っぷりが、何度も言いますがいいグループです。とちおとめ25を見ていて、自分が一脈通ずるな、と思ったのは先日のワンマンライブを大成功させたNegiccoでした。Negiccoも、新潟特産のねぎをPRするグループから始まって、長い長い活動期間の中でパフォーマンス力を高め、いまや「ご当地」という枠を飛び越えた活躍を見せ始めています。とちおとめ25も栃木の名産品をグループ名にし、さらに意識的に地元PRをしながら、同時に誰が見ても楽しめる、嘘のないパフォーマンスを見せてくれます。ご当地アイドルブームやグループアイドルブームがもし過ぎ去っても、何年も何年も活動を続けてほしいグループです。くるみちゃんやまどかちゃんが20歳になる頃まで活動が続いていたら、ものすごいことになるんじゃないかなあ…などなど思ったりしました。この日はこのあと、秋葉原の「AKIHABARAバックステ⇔ジpass」でもパフォーマンスし、かなりの出来栄えだったそう。ともかく、今後に期待できるグループです!