イジメの被害者だけでなく、加害者も健康面で劣るというのは、ちょっと意外ですね。

さらに、経済力や社会的傾向からしても、(1)以外の、何らかの形でイジメに関わった3つのグループは、学歴も低く、大人になってからの収入も低かったと言います。

これらの結果から、子ども時代のイジメがその後の人生に、肉体的にも精神的にも経済的にも悪影響を与えることがわかったのです。

いじめられない子に育てる方法はあるの?

いじめられるというのは、他動的なことなので、いじめられない子どもに育てるというのはほぼ不可能に近いことです。

そもそも相手が、その子どもの何が気に入らなくていじめるのかがわかりません。何となく気に食わないといった漠然とした理由でいじめられることも多々あります。

仮に原因が分かったとしても、解決できるようなケースは圧倒的に少ないでしょう。ましてや相手の気に入るように、子どもの性格や行動を変えることなどできませんし、する必要もありませんね。

イジメのターゲットになる子は、イジメっ子からすれば、弱くて大人しくて、やっつけやすいという場合が多いので、時には強く反撃することでイジメがなくなる場合もあります。

けれど、これはケースバイケースで、反撃することで、さらに状況が悪化する場合もありますから、最良の解決方法とは言えません。

だとすると、いじめられることを防ぐ手立てはまずないと考えざると得ません。