職場高血圧の予防方法とは?

仕事や子育てに忙しいアラサー・アラフォー世代のママ達は、避けられないストレス環境に縛られています。
ストレスで長時間身体が緊張し続けるため、血管がどんどん収縮し、職場高血圧に襲われてしまうのです。

ですから、まずは職場高血圧の予防のためには、「身体が緊張してこわばっている」という状況に気付くことから始めましょう。その工夫方法をご紹介しますね。

自宅やオフィスにいるとき

自宅やオフィスにいるときは、付箋などに「リラックス!ふう~♪」と書いていつも目につくところに貼って起きましょう。そしてこれを見たら、大きく深呼吸です。

ストレス下から逃げられない状況にあっても、こまめに深呼吸を入れてあげると、その都度副交感神経に切り替わります。その結果、血管が拡張して一時的に身体がリラックスしますので、その都度血圧上昇を抑えます。

外回りや立ち仕事等の場合

付箋を貼る環境にない場合は、少なくとも1時間から2時間ごとに、スマホ等でタイマーをセットして、深呼吸したり、意識して肩の力を抜いてみましょう。可能なら、大きく伸びをしたり、身体を大きく動かしてみましょう。

トイレ休憩ができるなら、鏡の前で笑顔を作ってみたり、眉間のしわをのばしたりするのも効果的です。笑顔を無理やり作るだけで、脳内にセロトニンが分泌されますので、ストレスを緩和してくれます。鏡の前でなくても、両手で口角を上げるだけでもセロトニン効果はあります。

また、歩くときに、意識して大股で、手を大きく振って歩きましょう。適度な有酸素運動になってダイエットになります。ダイエットは高血圧になりにくい身体づくりの第一歩です。

PTA・ママ友等(人と一緒にいるとき)がストレスの場合

自分が緊張していることに出来るだけ気付くように工夫しましょう。手に印をつけておくのも一つの方法です。
この印を目にしたら鼻でゆっくりと息を吐く、肩を落とすだけでも身体の緊張がゆるみます。歯を食いしばっていたなら、舌を目立たないよう動かしてみましょう。
手の印はリラックスのマークです。自分なりのリラックスマークを工夫してみましょう。

相手に笑顔のご挨拶を忘れずに!笑顔はセロトニン効果だけでなく、好感度アップにもつながり人間関係を良好にします。