甘味処 初音(水天宮前)

手間ひまかけた味が待つ、江戸末期から続く休息場所

名物メニュー:あんみつ/700円

あんみつは白蜜または黒蜜をかけて楽しむのが初音流。こしあんや寒天、それぞれの素材を味わいたいなら白蜜がオススメ。コクと深みのある特製の黒蜜をかければ、全体が調和した味わいを楽しめる。

絹のようなこしあんの滑らかさ、しっかりと風味を感じる寒天の味わい。1837年、江戸時代の末期から受け継がれる老舗の心意気は、看板メニューであるあんみつの細部にまで宿る。

使用する食材は北海道産の小豆、伊豆諸島の天草、沖縄諸島産の黒糖など、全国津々浦々から揃えた一級品。それを地下にある仕込み場で、熟練の職人が一切の手抜きなく丹念に仕上げて伝統の味を生み出すのだ。

煎茶を入れるための湯が沸く茶釜や、木のぬくもりを感じる純和風のしつらえも店の魅力のひとつ。江戸時代からの老舗茶屋でゆっくり過ごす情緒あるひとときを、いっそう豊かなものへと演出してくれる。

時代に合わせてメニューや空間は移り変わってはいるが、もてなしの精神が揺るがないからこそ、今日も『甘味処 初音』には常連客の往来が後を絶たないのだ。

営業時間:11:00~20:00、日曜・祝日11:00~18:00
TEL:03-3666-3082
休業日:無休
座席数:40席
住所:中央区日本橋人形町1-15-6五番街ビル1F
カード:不可
予約:不可
予算目安:1000円
喫煙:不可
アクセス:東京メトロ半蔵門線水天宮前駅8番出口より徒歩約1分

サンドウィッチパーラーまつむら(水天宮前)

あたたかな雰囲気に包まれ、多彩な個性派パンを楽しむ

名物メニュー:スペシャルサンド/550円

多彩なメニューが自慢の店だけあり、サンドイッチの具材もバリエーション豊か。サラダをはじめ、 タマゴ、ツナ、メンチカツ、そしてデザートのフルーツ&生クリームのサンドまで、ちょっとしたコース気分で楽しめる。

「訪れる方々の嬉しそうな顔を眺めるのが健康の秘訣」と語るのは、今年で82歳になる3代目店主の松村守夫さん。経営は4代目の息子さんに継いではいるが、双子の兄弟である民夫さんとともに今だ現役で店を切り盛りする。

ちくわドックやフレンチ明太子、豪華な具材のサンドイッチなど、店内にところ狭しと並ぶ多彩なパン、その数およそ120種類。1921年の創業から100年近く、売上が伸びないものは新商品と入れ替え、新陳代謝を繰り返してきた結果のラインナップだ。

なかでも、創業当時から同じ製法で愛され続けているのがクリームパン。自家製カスタード、生地ともに驚くほど豊かな香りが漂うが「特別なものは入れていません。余計なものも入れていないだけ」という。シンプルながら深い味わいは、やはり100年続く歴史があるからなのだろう。

営業時間:7:00~18:00、土曜7:00~15:00
TEL:03-3666-3424
休業日:日曜・祝日
座席数:30席
住所:中央区日本橋人形町1-14-4
カード:不可
予約:可
予算目安:1000円
喫煙:不可
アクセス:東京メトロ半蔵門線水天宮駅8番出口より徒歩約1分