『圧倒的なNEGiBANDライブ!』@東京キネマ倶楽部

東京キネマ倶楽部に嵐を呼ぶ3人娘が登場!

さて、次にお届けするのが東京キネマ倶楽部で開催された「圧倒的なNEGiBANDライブ!」。ウレぴあ総研でもレポートした2015年8月の日比谷野音ライブに続き、生バンド編成を引き連れてのワンマンライブです。さらに言えば、2月14日から開始するバンド編成でのセカンドツアーの前哨戦、とも言える重要なステージです。

もともとグランドキャバレーだったという東京キネマ倶楽部は昭和の香りがたっぷり。特筆すべきはステージの近さでしょうか。大きな会場でありながら、大迫力で迫りくるようなステージです。譜面台がネギカラーになっていたのはおしゃれでしたね。

まず登場するNEGiBANDの面々、凄腕プレイヤーたちの貫録は十分。そして現れるNegiccoの3人に、場内は大歓声。まるで映画のワンシーンのような舞台に立つNegiccoは、さしずめ嵐を呼ぶ3人娘!

まずは最新シングル『圧倒的なスタイル-NEGiBAND ver.-』のカップリング曲、『カナールの窓辺』からしっとりスタートします。ムーディーな照明に照らされる3人が神々しいほどに美しい…。最近、いつも見るたびに美しくなっている気がします。

次から次へと続く名曲の数々。あの初期楽曲まで披露!

2曲目の『新しい恋のうた』で会場を程よく温めた後は、早くもクライマックス!ポストロック的な複雑系楽曲『BLUE,GREEN,RED AND GONE』を披露!日比谷野音に続いての生バンドver.は衝撃でした。

複雑に入り組む首都高大動脈が心臓の鼓動とともに脈打つような感覚と、美しく織りなされていく3人のコーラス。まさに最the高!

サプライズだったのがNao☆さんが中学生時代に作詞したという初期楽曲『For a long time』が演奏されたこと。「何度目の季節を、越えてきたんでしょう」なんて歌詞の一つ一つがグッと重みを増して聴こえます。

凄腕ミュージシャンに囲まれて歌っている未来を、当時のNao☆さんは予想していたのでしょうか?

後半戦にもサプライズ!音楽のシアワセが広がるステージ

ライブはいよいよ後半戦、インタールードを挟んでドロップされたのは、T-Paletteレコード移籍一曲目となった『GET IT ON!』で、この選曲もサプライズだったと言って良いのでは?バンド編成でリニューアルされた『GET IT ON!』は振り付けもブラッシュアップされていて新鮮!個人的にはこの調子で『Party on the PLANET』あたりも見たい!

さらに続けて冬の代表曲『光のシュプール』に、ライブのド定番『さよならMusic』、そして夏の新定番『ねぇバーディア』と畳みかけていきます。

ライブ本編も終盤というのに、NEGiBANDの面々も、そしてNegiccoの3人もさらにテンション上がりまくり!この音楽的なシアワセ、ぜひぜひNegiccoを生で体感したことがない方にも届けたい…。