たとえば、「男なんてもううんざり」「どんな男と付き合っても同じ」「もう恋愛は十分楽しんだから、しばらくはいいかな」などの発言。

別に恋愛上級者でもないし、恋愛上級者に見られたいとも思っていないのに、ついポロッとその手の発言をしてしまうこと、ありませんか?

自分では気付いていないかもしれませんが、「何この人。恋愛マスターのつもり?」と思われかねない発言は、そこにいる男性をげんなりさせてしまいます。

今回は、男性の前で言わないほうがいい、恋愛マスター的発言をご紹介します。

付き合ってきた人数を聞かれて、「まあ、それなりに…?」

飲み会や合コンなどで恋愛話になったとき、話が「今まで付き合った恋人の数」に転がることはあります。そんなときにどう答えるか。正直に答えるのか、少し盛るのか、それとも減らすのか。気になる相手にどう見られるかを意識して、そこでは計算が働きますよね。

「僕は『まあ、それなりに』とか『そこそこ』とか、ボカす女性にはうーん…と感じてしまいます。恋愛経験豊富なことを匂わせている印象を受けるから。

そういう女性ってだいたい不敵な笑みを浮かべて言うので、恋愛上級者に見せたいんだなと感じて冷めてしまうんですよね」(28歳/通信)

こんな声がありました。それが真実でなくてもいいので、“数字”で答えるようにしたほうが、意中の男性をげんなりさせずに済みそうです。

「男性も女性向け恋愛本を読んだほうがいい」

某女性アナウンサーが「男性も『anan』を読んで、女性の気持ちを理解したほうがいい」といった発言をしたことが以前ニュースになっていました。確かに、男性と女性の脳や思考スタイルは異なります。だからこそ、自分とは違う生き物を知るために、それらを学べる書籍を読むのは賢い方法といえます。

「前に『男性って女心がわかってないよね。付き合うとストレスがたまっちゃう。男性も女性向けの恋愛指南本を読んだほうがいいよ。勉強して!』と話す女の子がいました。

彼女はその手の本がけっこう好きらしく、売れているものは大体読んだそう。その中で知った話をたくさん披露されました(笑)。なんか恋愛マスター感出してますよね」(30歳/IT)

読むことでなんらかの発見につながるのはわかります。でも、すべての男性が女心を理解していない、というように、主語がやや大きいのが気になるところ。

自分がその類の本を読んで知った話を男性の目の前で堂々と展開するのも、恋愛という土俵で相手の上に立とうとしている印象を与え、逆効果かもしれません。